岩槻のおすすめ観光スポット7選!さいたま市大宮から一駅「人形の街」へ
さいたま市の中心ターミナル「大宮駅」からは東武野田線急行で一駅です。さいたま市岩槻区は「人形のまち」として知られる歴史ある観光地。
江戸時代、岩槻は川越と並んで江戸に最も近い藩の一つであり、幕府の要職に就く世襲大名が統治していた。
岩槻には名門岩槻城とその城下町を中心に歴史ある観光スポットがいっぱい!江戸時代に誕生したと言われる有名な「岩槻人形」にまつわる観光スポットもあります。
近年では埼玉高速鉄道「浦和美園駅」から直通バスが運行されアクセスも良くなりました。そのため、埼玉スタジアムでサッカーの試合を観てから観光するという冒険的なプランも立てられます!埼玉高速鉄道の岩槻までの延伸も計画されており、ますます魅力的な観光地となっています。
1. 岩槻城址公園

岩槻城は町が誇る名城で、築城者は江戸城も手掛けた名匠・太田道灌とも、小説「のぼうの城」で名を馳せた成田氏とも伝えられています。かつては旧荒川が形成した湿原に浮かぶように城が建っていました。江戸時代には、幕府の強力な世襲大名によって統治されました。
現在、湿地は埋め立てられ、本丸跡は住宅地となっている。しかし、城内の一部は岩槻城址公園として保存されています。公園内には、現存する貴重な建造物である2つの城門が移築されているほか、深い堀や高い土塁が城の威容を今に伝えています。

園内で子どもたちに人気なのが、東武鉄道ロマンスカー「きぬ号」の先頭車両が展示されているスポット。運転室内のレバーを触って動かすこともできます。
また、岩槻城址公園は桜の名所としても有名です!かつて城の堀の一部だった池には、約 600 本の桜が植えられています。この桜と、印象的な赤い八ツ橋のコラボレーションは、息をのむほど美しい景色を生み出します。
名称:岩槻城址公園
住所:埼玉県さいたま市岩槻区太田3-4
公式・関連サイト:https://blog.sgp.or.jp/findpark/iwatsuki/iwatsuki_jyoshi.shtml
2. 東玉と東急

岩槻は今でも日本有数の日本人形の生産地です。この工芸品の正確な起源は江戸時代から明治時代にまで諸説あり、不明ですが、町に豊富な桐の木(人形づくりに最適)と豊富な水資源がその発展に貢献したと考えられています。
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岩槻には今でも人形工房が数多くあります。中でも代表的なのが、江戸時代後期に成立した東玉(とうぎょく)です。東玉は人形博物館を運営しており、さまざまな時代や地域から厳選された優れた人形のコレクションが展示されています。
一方、東急株式会社が運営し、名匠人形師福田東急氏が監修する人形歴史博物館には、福田氏が個人的に収集した 1,500 体以上の人形が展示されています。この活気に満ちた博物館は、日本の伝統的な職人技に興味がある人なら必見です。福田はこの分野の専門家として、最高級の人形だけを集めました。
名前:東玉く&とうきゅう
住所:
Tōgyoku: 1-3-2 Honchō, Iwatsuki-ku, Saitama City, Saitama Prefecture, Japan
東急:埼玉県さいたま市岩槻区加倉1-7-1
公式・関連サイト:https://www.tokyu-doll.co.jp/original.html
3. 久伊豆神社

クイズ神社…?いえ、正しくは「久伊豆神社」と読みます!岩槻駅の北東に位置する久伊豆神社は、この地域の総鎮守であり、約 1,400 年前に創建されたと言われています。深い森に囲まれた参道を歩くと、岩槻の歴史を感じられます。
近年ではクイズ大会の人気が高まっているため、参加者の中には必勝祈願に参拝する人もいます。岩槻観光の際は、ちょっと寄り道して「クイズの神様」を訪ねてみてはいかがでしょうか?
名称:久伊豆神社
住所:埼玉県さいたま市岩槻区宮町2-6-55
公式・関連サイト:https://www.hiraizu.jp/
4. 慈恩寺

岩槻市の北部にある慈恩寺は、天長元年(824年)に創建されたとされる天台宗の古刹です。江戸時代には幕府の篤い庇護を受け、現在でも多くの岩槻市民や観光客が訪れます。

慈恩寺の見どころは大きく2つあります。 1 つ目は、西遊記で大蔵経として知られる有名な僧侶、玄奘三蔵の遺骨が納められていると言われている玄奘塔です。ここに祀られているのは遺骨の一部だけですが、十三重の石塔は圧巻です。
2つ目の見どころは、さいたま市の有形文化財に指定されている「南蛮鉄灯籠」です。この灯籠は、天正18年(1589年)、戦国時代後期の岩槻城主、太田氏房の家臣、伊達房禰より寄進されたものです。
名称:慈恩寺
住所:埼玉県さいたま市岩槻区慈恩寺139
公式・関連サイト:https://www.jionji.com/
5.時の鐘

時の鐘と聞くと、埼玉県川越市にある有名な鐘を思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、岩槻にも時の鐘があります。 1671年(寛文11年)、当時の岩槻藩主・阿部正治が城下町に時を告げるために建立しました。
今でも午前6時、正午、午後6時の1日3回鐘が撞かれ、江戸時代と同じように岩槻の街に響き渡ります。岩槻を訪れたら、景色だけでなく懐かしい歴史の音も楽しんでみてください。
Name: Toki no Kane
住所:埼玉県さいたま市岩槻区本町6-229-1
公式・関連サイト:https://www.city.saitama.jp/004/001/003/001/p013686.html
6. 岩槻郷土資料館
岩槻郷土資料館は、昭和初期の旧警察署を利用した博物館です。アールデコ様式のアーチが特徴的なこの建物は、単なる博物館ではなく、それ自体が歴史的建造物でもあります。
館内は大きく「古代のくらし」「岩槻の歴史」「暮らしの道具」の3つのコーナーに分かれています。各セクションでは、岩槻の過去を物語るさまざまな資料が展示されています。また、かつて栄華を誇った岩槻城を再現したジオラマもあり、歴史探訪の拠点としても最適です。
名称:岩槻郷土資料館
住所:埼玉県さいたま市岩槻区本町2-2-34
公式・関連サイト:https://www.city.saitama.jp/004/005/004/005/009/p009074.html
7. Senkyokan

仙境館は、元岩槻藩士で儒学者の児玉南華によって1799年(寛政11年)に創立された私学校です。その後、岩槻藩より正式に藩校に指定され、金学所と改称されました。しかし、南華の貢献に敬意を表し、今でも岩槻市民からは親しみを込めて「仙境館」と呼ばれています。
埼玉県に現存する唯一の藩校校舎。しかし老朽化が激しく、21世紀になって完全に解体修復が行われました。美しく復元された仙境館内には、南華に関する展示や、復元以前に行われた発掘調査の成果などが展示されています。
入場無料なので、岩槻観光のついでに気軽に立ち寄れるスポットです。
Name: Senkyokan
住所:埼玉県さいたま市岩槻区本町4-8-9
公式・関連サイト:https://www.stib.jp/info/data/senkyoukan.html
◎まとめ
さいたま市というと、浦和、大宮、そして与野を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?でも岩槻のことも忘れないでね!人形と城の街として知られる岩槻は、豊かな歴史体験ができます。大宮にある人気の鉄道博物館から少し足を伸ばせば、懐かしの特急列車を見るだけでなく触れ合うこともできます。
埼玉で日帰り旅行を計画しているなら、ぜひ岩槻に立ち寄ってください。
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