カレーを食べたら観光へ!神保町で楽しめるスポット20選

Elmo

書店が立ち並び、アカデミックな雰囲気を漂わせる神田神保町は観光地というイメージがあまりないかもしれませんが、実は魅力がたくさんあるんです。人気の本屋から様々な観光イベント、話題のスポットまで、神保町のおすすめスポットを20選ご紹介します。神保町の古き良き魅力を体現する老舗店から最新の魅力までチェックしてください。

最後には、神保町にこれほど多くの本屋が立ち並ぶようになった経緯についても触れます。夏目漱石や正岡子規など文豪に愛され、カレー屋や本屋が多い街として知られる神保町の観光ガイドをご紹介します。

1. Jimbocho Yoshimoto Manzai Theater

神保町よしもと漫才劇場は神保町にあるユニークな会場で、東京タワーや東京ドームの設計で知られる日建設計による興味深い多面的な建築が特徴です。観光の合間にその特徴的な外観を写真撮影するために立ち寄る観光客も多い。テレビで人気のコメディアンから新進気鋭の若手まで、幅広い出演者が出演します。

神保町花月の主な作品は、大阪の吉本新喜劇とは異なるスタイルを提供しており、コメディ、サスペンス、ミステリー、時代劇、学園ドラマなどのジャンルを毎週公演しています。コメディアンベースのパフォーマンスのため、各ショーはユニークなアドリブに満ちています。座席数126席のアットホームな雰囲気の劇場では、ライブパフォーマンスを間近で楽しめ、興奮をさらに高めます。最新の公演詳細は公式サイトでご確認ください。

同じビルには吉本興業のニュースタークリエーション(NSC)東京校もあり、養成所ライブとして芸人志望者のデビュー公演などが行われている。神保町観光の際にはぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。各種ライブチケットの当日券も販売します。

神保町を訪れるなら欠かせない神保町よしもと漫才劇場。神秘的な外観の写真を撮ったり、内部でスリリングなパフォーマンスを体験したりしてください。

Name: Jimbocho Yoshimoto Manzai Theater

Address: Jimbocho Theater Building, 2F, 1-23 Kanda Jimbocho, Chiyoda-ku, Tokyo

公式サイト:https://jimbocho-manzaigekijyo.yoshimoto.co.jp/

2. 神保町シアター

神保町シアターは、かつて神保町で栄えた映画文化の復興を目指して建てられた神保町シアタービル内にあるミニ映画館です。神保町に本社を置く小学館が運営するこのシアターは、新作ではなく日本の名作映画を中心に上映しており、長年の映画ファンには欠かせないスポットです。

この劇場では、無声映画の回顧展や、シン・ゴジラ公開前のゴジラ映画のマラソン上映などのテーマイベントが時折開催されます。約100席の座席と高評価のサウンドシステムで、楽しく没入感のある体験を提供します。神保町散策の際にはぜひ立ち寄ってみてください。

名称:神保町シアター

Address: 1-23 Kanda Jimbocho, Chiyoda-ku, Tokyo

公式サイト:https://www.shorakukan.co.jp/jinbocho-theater/

3. 神田古本まつり

神田古本まつりは、東京の本の街として知られる神保町一帯で開催される秋の一大観光イベントです。神保町古書店組合が主催するこのイベントでは、全長500メートルの本の回廊にたくさんの書籍の露店が並ぶ「青空古本市」を開催します。約100店舗が参加し、100万冊以上の書籍が販売されるこのイベントは、本好きが集まる大規模なイベントです。祭り期間中、神保町は多くの来場者で賑わいます。

60年近い歴史を誇るこの祭りは、熱心な読者に愛され、日本全国はもちろん海外からも来場者が集まる東京を代表するイベントの一つに成長しました。青空市のほかにも、チャリティー図書オークションやビブリオバトル図書贈呈大会、里山まつりなどのイベントが盛り沢山です。秋の神保町を散策する方は必見です。

名称:神田古本まつり

Address: Kanda Jimbocho, Chiyoda-ku, Tokyo

公式サイト:https://jimbou.info/

4. 神保町ブックフェスティバル

「神保町ブックフェスティバル」は出版社が主催し、「神田古本まつり」と同時期に開催されるため、毎年この時期が神保町の観光客で最も賑わいます。

期間中、青空市場では新刊本や使用感の少ない本が格安価格で販売されます。未所有で店頭に並んでいただけの本は、表紙価格の 50% 引きまたは 100 円という低価格で販売されます。通りには数多くの屋台が並び、路地裏では神保町カレーグランプリが開催され、本を中心としたお祭りにグルメが加わります。

神保町よしもと漫才劇場の芸人によるお笑いライブもお楽しみいただけます。神保町が世界一の本の街として知られる理由を知ることができるこのイベントは、神保町を訪れるすべての人に強くお勧めします。

名称:神保町ブックフェスティバル

Address: Kanda Jimbocho, Chiyoda-ku, Tokyo

公式サイト:https://osanpo-jimbo.com/info/5914859

5. 一誠堂書店

一誠堂書店は1903年創業、神保町駅A7出口すぐにある有名古書店です。和洋の古書、一般書、学術書、美術書を専門とする一誠堂は、柳田国男、志賀直哉、川端康成、井上靖、三島由紀夫、松本清張など、日本の多くの文豪たちにサービスを提供してきました。日本の文学史において極めて重要な役割を果たしてきたことは間違いありません。

現在、その顧客には宮内庁公文書館、国立国会図書館、東京大学、慶応義塾大学、ハーバード大学、ケンブリッジ大学、大英図書館などの著名な機関が含まれており、国際的に高い評価を得ています。ステンドグラスの外観が目を引く書店で、店内は木を基調とした落ち着いた雰囲気です。神保町を訪れた際は、ぜひ歴史ある書店にお立ち寄りください。

名称:一誠堂書店

Address: 1-7 Kanda Jimbocho, Chiyoda-ku, Tokyo

公式サイト:https://www.isseido-books.co.jp/

6. 猫本の専門店 神保町にゃこ堂(姉川書店内)

神保町交差点の小さな姉川書店内にある「神保町にゃんこ堂」は、猫関連の本を専門に扱う本屋です。店内には400種類、2,000タイトル以上の猫本が取り揃えられており、すべて閲覧可能です。時間をかけて比較して、あなたにぴったりの猫本を見つけてください。購入すると猫をテーマにしたオリジナルブックカバーが付属します。

当初は棚が 3 つしかなかった猫本コーナーが PR で人気を博し、観光客が集まり、にゃんこ堂は姉川書店の半分以上になりました。最近では猫をテーマにしたトートバッグの販売を始めたり、プロの猫写真家とのトークやサイン会も開催している。ウェブサイトでは猫マネージャーのリクオさんにも会えます。猫好きも本好きも、神保町にゃんこ堂は必見です。

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Address: 2-2 Kanda Jimbocho, Chiyoda-ku, Tokyo

公式サイト:https://nyankodo.jp/

7. 児童書専門店「ブックハウスカフェ」

神保町駅A1出口からすぐの児童書専門店「ブックハウスカフェ」は、カフェを併設した絵本を中心とした本屋です。絵本、児童書、文具、ぬいぐるみなど約12,000冊を取り揃え、ご家族で楽しめる空間を演出しています。

厳選素材を使用したカフェメニューは、和風弁当や特製ビーフチーズカレー、サーモンとアボカドのホットサンドなどが人気です。キッズカレーやスイーツも充実しており、小さなお子様連れにもぴったりです。

ブックハウスカフェでは紙芝居やトークイベント、読み聞かせなどのイベントも定期的に開催されているので、公式サイトでイベントスケジュールをチェックしてみてください。

店名:ブックハウスカフェ

Address: 1F Kitazawa Building, 2-5 Kanda Jimbocho, Chiyoda-ku, Tokyo

公式サイト:https://bookhousecafe.jp/

8. ボヘミアンズ・ギルド

ボヘミアンズ・ギルドは神保町すずらん通り沿いにあるアートブック専門店です。名前は「自由な精神を持つアーティストの集まり」を意味しています。

1階には画集、展覧会図録、評論、デザイン、建築、写真、エンターテインメント、思想、哲学などのアート関連書籍を幅広く取り揃えています。レジの後ろには、博物館レベルの珍しいアイテムも展示されています。

このストアでは、さまざまなアーティストによるオリジナル作品のほか、絵画、版画、限定版、サイン入り複製本、初版も販売しています。 2階にはブックギャラリーの本を読みながらコーヒーを楽しめる閲覧スペースがあります。

木を基調とした温かみのある店内には心地よいジャズが流れ、時間を忘れてしまいそう。神保町にお越しの際は、ぜひボヘミアンズ・ギルドにお立ち寄りください。和やかで豊かな時間をお過ごしいただけます。

名前: ボヘミアンズ・ギルド

Address: 1-1 Kanda Jimbocho, Chiyoda-ku, Tokyo

公式サイト:https://www.bohemiansguild.com/

もっと詳しく知る:のんびり観光を楽しみたいなら新座へ!おすすめ観光スポット15選

9.@ワンダー

@ワンダーは、ミステリー、SF、映画関連、プロレス、格闘技、古武術などの書籍を豊富に取り揃えている神保町のユニークな古本屋です。多種多様な珍しい掘り出し物があり、常に何か新しいものを発見するために多くのリピーターを魅了しています。

店内には古い映画パンフレットも豊富に取り揃えており、イタリア映画、青春映画、サスペンス映画などジャンル別に整理されており、見やすくなっています。ガラスケースに陳列されたレトロな品々を眺めているだけでも楽しいです。

貴重なアイテムには、1954 年のイタリア映画『偉大なる希望』や溝口健二監督の『雨月』(1953 年)などの古典映画のパンフレットがあり、高価ではありますが、愛好家の間で大切にされています。映画ポスターのコレクションも膨大で、在庫は約 10,000 枚あります。

2階には20世紀ブックカフェがあり、コーヒーを飲みながら新刊を読むことができます。神保町ツアーにぜひ@Wonderを組み込んでください。

名前:@ワンダー

Address: Kaitakusha Building 1F & 2F, 2-5-4 Kanda Jimbocho, Chiyoda-ku, Tokyo

公式サイト:https://atwonder.blog111.fc2.com/

10. 南陽堂書店

南陽堂書店は、3フロアすべてが建築関連書籍で埋め尽くされた、まさに神保町の逸品、建築専門書店です。 1階と2階には日本の古書や建築雑誌のバックナンバーが、3階にはお買い得な書籍や洋書の新刊が置かれています。

建築本の膨大な量には目を見張るものがあります。中には数十万円の値が付く珍しい古美術品もあります。教授、学生、研究者、建築家、デザイナーなどが頻繁に来店します。 4階のギャラリースペースでは建築家による展覧会や講演会が開催されます。

2007年に若手建築家の設計による大規模改装が行われ、靖国通りに面したスタイリッシュな全面ガラス張りのエントランスが加わりました。優雅な外観は観光客の目に留まり、写真撮影のスポットにもなっています。

店名:南陽堂書店

Address: 1-21 Kanda Jimbocho, Chiyoda-ku, Tokyo

公式サイト:https://www.nanyodo.co.jp/shop_info/top.html

11. Okuno Karuta Shop

奥野かるた店は、神保町駅A4出口から徒歩3分の場所にある珍しいかるた専門店です。かるた、百人一首、花札などの日本の伝統的なカードゲームをはじめ、囲碁、将棋、すごろく、トランプなどの懐かしさを感じさせるユニークなお店です。

店内には家族連れが多く、親が子供たちに伝統的な遊びを教える様子も見られる。宮沢賢治木版かるたなどの知育セットも人気です。店内にはヨーロッパの珍しいチェスセットも展示されており、レトロな魅力がさらに増しています。かるただけでも約300種類、ゲームは500種類と遊び応えたっぷりです。

奥野かるた店は1921年に創業し、このほど100周年を迎えました。 2階の「小さなかるた美術館」には、百人一首の貴重な資料や骨董的価値の高い江戸時代のかるたコレクションが展示されています。エントランスのディスプレイには最新のゲーム機や人気のおもちゃも展示されており、懐かしさと現代的な魅力のバランスが取れており、神保町を訪れる際のハイライトとなっています。

Name: Okuno Karuta Shop

Address: 2-26 Kanda Jimbocho, Chiyoda-ku, Tokyo

公式サイト:https://okunokaruta.com/

12. Okkaran

オッカランは神保町にあるエスニック雑貨専門店で、神保町駅A4出口から白山通りを水道橋方面に向かって徒歩約5分です。外観からもわかる異国情緒あふれる雰囲気が漂う店内。

オッカランの特徴は、オーナー自らが旅先で仕入れ、喜びを感じるものを選んでいること。店内にはタイ、フランス、モロッコなど人気の旅行先をはじめ、世界各国の商品が所狭しと並んでいます。

バスケット、アクセサリー、バッグ、ガラス製品、小さな収納アイテムなど、幅広い品揃えを取り揃えています。 1点ものも多いので、お気に入りを見つけたらその場で購入するのがおすすめです。自分用にもギフトにも最適な、まさに特別なアイテムです。

店舗や商品の情報は随時SNSで更新されますので、ぜひチェックしてみてください。オッカランは不定休のため、訪問前にスケジュールを確認することをおすすめします。

名前:オッカラン

Address: 2-26-1 Kanda Jimbocho, Tokyo

13. 千代田区立千代田図書館

千代田区立千代田図書館は観光スポットとして驚かれるかもしれませんが、世界的に有名な本の街「神保町」にも近いので、ぜひ訪れてください。この千代田区立図書館は、一流の設備と従来の読書や貸し出しを超えた革新的な本の楽しみ方が特徴です。

ハイライトの 1 つは連想検索システムです。 ICタグリーダーを備えた専用スタンドに書籍を置くと、書籍の情報や関連タイトルが表示されるシステム。さらに、キーワードを入力すると、関連するさまざまな書籍が表示されます。例えば、新しく見つけた本から古書に関する情報を検索機能で見つけたり、特定のタイトルを扱う神保町の書店を紹介したりすることもできます。

平日は22時まで営業しているので、仕事帰りにも利用しやすいのも特徴です。図書館にはノートパソコン用の電源コンセントもあります。知識豊富な図書館コンシェルジュが書籍情報をはじめ、グルメや神保町エリアのアドバイスなどを行ってくれる、コミュニティーの拠点となる図書館です。図書館は千代田区庁舎の9階と10階にあります。訪れた際には、未来を見据えたこの都立図書館にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

名称:千代田区立千代田図書館

Address: 1-2-1 Kudanminami, Chiyoda-ku, Tokyo

公式サイト:https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/chiyoda/

14. Yoshihiro Yonezawa Memorial Library

米沢嘉博記念図書館は、オタク四天王の一人であり、コミケ(コミックマーケット)の父とも呼ばれる米沢嘉博氏を記念した図書館です。米沢氏の母校である明治大学によって 2009 年に設立されたこの図書館には、漫画、アニメのセル画、オリジナルの映画、ゲーム、キャラクターフィギュアなどの彼の個人コレクションが展示されており、その驚くべき品揃えは日本のポップカルチャーに対する氏の幅広い献身を反映しています。

この図書館は、マンガやアニメの歴史を所蔵しており、日本のサブカルチャーのファンに人気の場所です。また、現在東京ビッグサイトの一大イベントとなっているコミケ専用のエリアもあり、訪問者は初期の資料からその起源をたどることができます。あらゆる表現の場を目指す米澤氏のビジョンが、展示品の一つ一つから感じられます。この図書館は将来、明治大学東京国際マンガミュージアムとなる予定です。

閲覧者への注意:マンガを借りるには有料会員が必要です。神保町を探索するサブカルチャー愛好家にとって、この図書館は必見です。

Name: Yonezawa Yoshihiro Memorial Library

Address: 1-7-1 Sarugakucho, Chiyoda-ku, Tokyo

公式サイト:https://www.meiji.ac.jp/manga/yonezawa_lib/index.html

15. Rakugo Cafe

らくごカフェは、日本の伝統的な物語である落語を楽しめるユニークなカフェです。平日の日中は通常のカフェとして営業していますが、毎晩、新進気鋭のタレントからベテランまで落語家が高座に上がります。日曜日には、落語会が終日開催されることが多く、女性の落語家も参加することもあります。

スケジュールやタイムテーブルはらくごカフェのホームページで公開されており、予約はメールまたは電話で受け付ける(電話での当日予約のみ)。席数は50席のみなので、来店の際は事前予約をおすすめします。

CD、DVD、貴重本、落語家のオリジナルグッズなど、落語関連グッズも取り揃えております。お腹が空いたらサンドイッチを食べたり、本を読みながら中国茶やお酒を楽しんだりもできます。らくごカフェは、リラックスするのに最適な居心地の良い空間です。

神保町を訪れる人にとって、「らくごカフェ」で落語漬けの一日を過ごすのは、刺激的な体験であり、新たな面白さを発見するチャンスかもしれない。

名称:らくごカフェ

Address: 5F Jimbocho Book Center, 2-3 Kanda Jimbocho, Chiyoda-ku, Tokyo

公式サイト:https://rakugocafe.exblog.jp/

16. Natsume Soseki Monument (Chiyoda City Ochanomizu Elementary School)

千代田区にある金華公園は、神保町書店街を訪れる観光客だけでなく、学生や社会人の昼休みの休憩スポットとしても人気です。金華公園の隣には、千代田区立お茶の水小学校と幼稚園があります。小学校の正門の近くには、有名な作家夏目漱石の記念碑が立っています。

この記念碑には、漱石の代表的な作品『吾輩は猫である、吾輩は猫である』の一節が刻まれている。明治11年に夏目漱石が金華で学んだ言葉とともに「名前がない」。漱石は旧制金華学校(現・御茶ノ水小学校)に通い、飛び級もするほど優秀な成績を収めた。

神保町を訪れる文学愛好家は、中野書店、玉栄堂書店、八木書店などの地元の書店で漱石の本を購入し、金華公園で楽しむこともできます。御茶ノ水駅の近くには、漱石の小説『そしてそれから』に登場するニコライ大聖堂や、漱石が好んだという洋風かき揚げが食べられる松栄亭などがあります。

Name: Kinka Park, Natsume Soseki Monument

Address: 1-1-2 Sarugakucho, Chiyoda-ku, Tokyo

公式サイト:https://visit-chiyoda.tokyo/app/spot/detail/448

17. 東京大学発祥の地「学士会館」

学術の街、神保町の歴史を紐解いてみましょう。神保町駅A9出口の南側にある学士会館(同窓会)の正面玄関前には、日本の大学発祥の地としても知られる東京大学発祥の地を示す碑が立っています。

もともと東京大学は、1877 年に東京開成学校と東京医科学校が合併してこの地に設立され、当初は法学部、理学部、文学部、医学部の 4 学部から構成されていました。医学部は別の場所にありましたが、他の学部は神田錦町三丁目に設置されました。東京大学は拡大に伴い、1885 年に文京区本郷に移転しました。

神田錦町は、明治初期に東京外国語大学、学習院大学、一橋大学が設立された場所でもあり、学生向けの書店が数多く設立され、今日の世界的に有名な神保町書店街の基礎が築かれました。この地域は出版、印刷、製本の中心地としても機能し、日本の文化と教育の中心地としての地位を確立しました。また、同志社大学の創立者である新島襄の生誕地もここにあります。

国の有形文化財に指定されている学士会館は、レストランや結婚式場、イベント施設などを一般公開しており、注目の観光スポットです。

Name: Gakushikaikan

Address: Kanda Nishikicho 3, Chiyoda-ku, Tokyo

公式サイト:https://www.rakushikaikan.co.jp/

18. 日本野球発祥の地

学士会館の近くにあるもう一つの有名な記念碑は、「日本野球発祥の地」です。神保町駅A9出口の目の前にある、野球ボールを握る手が印象的なモニュメントです。

かつて東京大学があったこの場所は、明治初期にアメリカ人教師ホーレス・ウィルソンが生徒に野球を紹介した場所です。 1873 年に新しい校舎とグラウンドが設置され、学生が正式に野球をできるようになりました。 1876 年までに、アメリカ在住者と日本人選手の間の国際試合がここで行われたことが記録に残っています。著名な愛好家の中には、後に東京大学在学中に著名な文学者となる正岡子規もいた。

2003 年、ウィルソンはその貢献が認められて日本の野球殿堂入りを果たし、野球殿堂と学士会館によってこのユニークな記念碑が記念されました。神保町を訪れるならこのインパクト大のモニュメントにぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。東京ドームでの試合観戦に向かうファンには特におすすめです。

名称:日本野球発祥の地

Address: 3-28 Kanda Nishikicho, Chiyoda-ku, Tokyo

公式サイト:https://www.rakushikaikan.co.jp/special/yakyudenrai150/

19. 「周恩来がここに学んだ」の記念碑

神保町駅A2出口の近く、愛染公園内に「周恩来留学地」の記念碑が立っている。後に中華人民共和国国務院首相を務めた周恩来も日本に留学したことがある。彼は日本語を学ぶために、かつてこの地にあった東亜高等予科に通った。この学校には多くの中国人留学生も日本語を学びに来ており、それが現在の神保町の中華料理店や書店の存在に貢献している。周恩来の『十九歳の東京日記』には、その時の体験が反映されている。

周恩来は中国で影響力を増し、同国の第二位の高官にまで上り詰めた。 1972年には当時の田中角栄首相と「日中共同声明」に署名し、第二次世界大戦後は両国の国交を正常化し、1978年の日中平和友好条約につながった。

1998 年、条約 20 周年と周恩来の生誕 100 周年を記念して、この記念碑が建てられました。神保町の数多くの記念碑の中でも、ここは歴史に興味がある人にとってユニークな立ち寄りスポットです。

名称:神保町愛染公園

Address: 2-20-3 Kanda Jimbocho, Chiyoda-ku, Tokyo

公式サイト:https://www.city.chiyoda.lg.jp/shisetsu/koen/jinbochoaizen-ko.html

神保町駅と小川町駅の間の靖国通り沿いにある神田運動具街は、日本最大のスポーツ用品の街で、ユニークな魅力があります。近隣に複数の大学があることから当初はスポーツショップが集まり、札幌冬季オリンピック後にはその数が急増した。

大手スポーツブランドの本拠地であり、さまざまな用品が揃っており、特にウィンタースポーツ用品の品揃えが充実しています。スキー、スノーボード、アパレルを驚くほどの割引価格で見つけることができます。

防寒具だけでなくアウトドア用品店も多く、スキーやスノーボード、キャンプの前に立ち寄るのにも最適です。買う予定がなくても、いろいろなお店を見て回るだけでも楽しいですよ。

名称:神田運動具街

住所:東京都千代田区神田小川町

公式サイト:https://visit-chiyoda.tokyo/app/spot/detail/496

◎神田神保町の楽しいスポットまとめ

本屋やカレー屋だけでなく、神田神保町には楽しいスポットがたくさんあります。歴史ある学士会館、かつての有名な映画館、数々のモニュメントまで、神保町のユニークな魅力を探求しました。

今回は数件の書店しか紹介できませんでしたが、他にもたくさんの専門店が見つかります。一人で訪れても、友人、パートナー、家族と一緒に訪れても、神保町は誰もが楽しめる何かを提供します。神保町でのひとときが、最高の本と忘れられない思い出となることを願っています。