ナシュチヴァンの象徴的な建築物は、1186 年に建てられた高さ 26 メートルのレンガ造りの塔で、緩やかに傾いているものの完璧なバランスを保っています。ターコイズ色の釉薬で描かれた幾何学模様とクーフィー体 (アラビア語の角張った様式) で装飾されています。中に入るよりも眺めている方が面白く、周囲の公園は歴史的な石造りの雄羊や墓標の野外博物館そのものです。
近くの遊歩道からは、天気が特に良い日には遠くにアララト山が見えます。塔の中空部分には小さな展示関連する写真や絵、特にこの霊廟に元々埋葬されていたアタベイ王朝の創始者、Şəmsəddin Eldəniz と、この記念碑の名前の由来となった彼の最愛の妻の肖像画が展示されています。