この新しい博物館の工事が完了すれば、コパカバーナはついに雨の日でも楽しめる素晴らしいアトラクションを持つことになる。ニューヨークの有名な設計会社ディラー・スコフィディオ・レンフロ(ニューヨークのハイラインも設計)が設計したこの建物には、ブラジルの文化で極めて重要な役割を果たしてきたブラジルの偉大な音楽と映画を専門に扱うハイテクなインタラクティブ ギャラリーが設けられる。パフォーマンス ホールや屋上の野外円形劇場(屋外映画用)も見どころとなる。
2010年に始まった建設工事は遅れに悩まされてきた。2019年初めに工事が再開され、2020年後半に完成予定だが、資金が確保されるかどうかはまだ不透明だ。博物館がオープンしたら(もしオープンすれば)、カルメン・ミランダのギャラリーも併設される。写真を見たり、音楽を聴いたり、映画のクリップをいくつか観たり、ブラジル出身の有名女優がかつて着ていた派手な衣装をチェックしたりできる(ミランダが実はポルトガル生まれだということは気にしないでほしい)。