メディナト・マディ

この古代都市は、アル ファイユームで最も孤立した都市の 1 つですが、石のスフィンクスの頭上を吹き渡る砂嵐の中、一人でいることが多いため、それが魅力の一部となっています。メディナト マディ (アラビア語で「過去の都市」の意味) は、エジプトに残っている数少ない中王国時代の寺院の保存状態が良いことで知られています。この寺院は、アメンエムハト 3 世とアメンエムハト 4 世によって建てられ、ワニの神ソベクとコブラの女神レネヌテトに捧げられています。

20 世紀初頭のイタリアの発掘調査で、この都市をナルムティスと呼ぶギリシャ語の文書のアーカイブが発見されました。また、ワニが飼育されていたと思われる別のワニ崇拝の寺院も発見されました。卵の隠し場所や、成長段階の異なるワニの死骸が見つかりました。ワニは幼いうちに犠牲にされることが多かったようです。

現場まで行く道がないので、訪問には 4WD 車が必要です。