もともとギリシャのアクロポリス、その後アラブ・ノルマン人の要塞であったミラッツォの巨大な城は、1239年にフリードリヒ2世によって建てられ、アラゴン王カール5世によって拡張され、1860年にガリバルディの軍隊によって襲撃されました。かつてはミラッツォ全体がその巨大な壁の中に収まっていました。現在では、城の最古で最も高い部分であるトッレ・ノルマンナの頂上から湾とエオリア諸島の夢のような景色を眺めることができ、花と崩れかけた要塞でいっぱいの、よじ登るのに素敵な場所となっています。
15 世紀後半のアラゴン様式の外壁に囲まれた城の敷地内には、ドゥオーモ ヴェッキオ (旧大聖堂) とパラッツォ デイ ジュラーティ (旧市庁舎) の遺跡があります。ここへ行くには、雰囲気のある旧市街にそびえるサリータ カステッロを登ります。夏の間、日曜日の午後 4 時 30 分からガイド付きツアー (事前予約で英語も利用可能) が行われます。