中国の建物とファボリータ パーク

かつてフェルディナンド4世とその妻マリア・カロリーナの別荘だったこのパゴダ風のパビリオンは、18世紀ヨーロッパで人気のあった「東洋の異国情緒」を象徴しています。中国、エジプト、イスラム、ポンペイのモチーフが多くの部屋を飾っており、特にジュゼッペ・ベラスケスのトロンプ・ルイユの「崩れた」天井や、エレベーターで下のキッチンにつながる気の利いたダイニングテーブルが目玉です。ここへ行くには、107番バスに乗ってジョヴァンニ・パオロ2世広場まで行き、そこから615番バスまたは645番バスに乗ってドゥーカ・デッリ・アブルッツィ・パラッツィーナ・チネーゼまで行きます。

パラッツィーナ・チネーゼは、フェルディナンド4世がモンテ・ペッレグリーノの麓に設立した広大な公園、パルコ・デッラ・ファヴォリータの北西の角に位置しています。