ピアッツァ アルメリーナから北東に 16 km のドライブ (アイドーネの町からは坂を下って 4 km) のところに、古代ギリシャの集落、モルガンティーナの注目すべき遺跡があります。古代の町の中心は 2 階建てのアゴラ (市場) で、台形の階段は集会の際の座席として使われていました。上層階には市場がありました。かつて店を仕切っていた壁に注目してください。下層階は 1,000 人を収容できる劇場の跡地で、もともと紀元前 3 世紀に建てられ、その後ローマ人によって改築されました。
北東には町の住宅地区があり、華やかな壁の装飾や内部の部屋の美しいモザイクがそれを物語るように、町の裕福な人々が住んでいました。劇場の裏側にも住宅地区が発見されており、その大きな遺跡は一見の価値があります。敷地の南西の角には公衆浴場の跡があります。
この地域はもともと、紀元前 850 年にチッタデッラ丘に築かれたシチリア初期の集落、モルゲティの拠点でした。この町は紀元前 459 年に破壊され、2 番目の丘、セラ オルランドに新しい町が築かれました。シラクサの僭主ヒエロン 2 世 (紀元前 269 ~ 215 年) の統治下では重要な交易拠点でしたが、紀元前 211 年にローマ人に敗れて衰退し、最終的に放棄されました。1955 年に考古学者がこの場所を特定し、発掘調査を開始し、現在も続いています。
近くにバス停がないので、現場に行くには自分の交通手段が必要です。