樹木が生い茂る山の高所に位置する鞍馬寺は、現代の日本でも数少ない、本物のスピリチュアルな雰囲気を保っている寺院のひとつです。この神秘的な場所は、その素晴らしい自然環境から多くのパワーを得ています。鞍馬駅から丘を少し上ったところにある寺の入り口。頂上までケーブルカーが運行しています (片道 200 円)。また、約 30 分で登ることもできます (路面電車の駅を過ぎた道をたどります)。
この寺には興味深い歴史もあります。770年、僧侶の願貞は、瞑想できる荒野の聖地を求めて奈良の唐招提寺を去りました。京都の北の丘陵地帯をさまよっていた願貞は、白馬に出会い、今日鞍馬として知られる谷に導かれました。願貞は、仏教の天国の北方を守る神である毘沙門天の幻影を見て、鞍馬山の頂上のすぐ下に鞍馬寺を建立しました。鞍馬寺はもともと天台宗に属していましたが、1949年以来独立し、独自の仏教を鞍馬教と呼んでいます。
メインエントランスからトレイルを登ってみる価値はあります(暑すぎない場合)。このトレイルは、高くそびえる杉の古木の森を抜け、Yuki-jinja途中に小さな神社があります。頂上近くには、犬(本堂)その後ろには山頂へと続く道があります。
頂上では尾根を越えて少し回り道して大杉鉦木立の中にある静かな神社。貴船まで行きたい人は、反対側の道を下ることもできます。本殿から貴船の谷底まで1.2km、30分のハイキングです。下る途中に2つの山神社があります。僧正ヶ谷不動堂そしてOkuno-in Maō-den、心地よい休憩スポットです。