恐山の頂上にあるこの神聖な神社は、感動的で魅惑的な雰囲気があり、日本神話で子供の守護神として愛されている地蔵菩薩を祀る美しい場所です。また、地獄の入り口にあるとも言われています。美しい火口湖である宇曽利に流れ込む小川は、魂が死後の世界へ向かう途中で渡らなければならない伝説の三途の川を表していると言われています。まさに、人々は亡くなった子供を悼んだり、死者と交信したりするためにここを訪れます。
岩だらけで硫黄がまき散らされた岩山と、ヒューヒューと蒸気が立ち上る丘を見下ろすように、地蔵の石像がいくつも立っています。訪れる人々は、石塚に石を積み上げることで、冥界で苦行を続けている魂を助けるよう奨励されています。本堂に近づくと、脇にある無料の温泉で地獄の入り口で入浴することもできます。1、2時間かけて、深い思索にふけりながらこの風景を散策しましょう。
JR下北駅と恐山を結ぶバスが1日5本運行しています(800円、45分)。山でもっと時間を過ごしたい場合は、事前に予約すれば寺に宿泊することも可能です(1人12,000円、2食付き)。