原生林に覆われた神聖で静かな弥山は宮島の最高峰(530メートル)で、その登山は島で最も素晴らしい散歩道です。特に春と秋は谷が桜や紅葉で彩られます。2段階の登山道を行けば、上り坂のほとんどを回避できます。ロープウェイ目もくらむような海の景色を望み、そこから30分ほど歩くと頂上に素晴らしい展望台があります。
山頂展望台では靴を脱いで木製のプラットフォームの上でくつろぎながら、360度の景色を楽しむことができます。晴れた日には四国の山々まで見渡すことができます。
山頂近くには、9 世紀に中国から帰国した弘法大師が 100 日間瞑想したお寺があります。本堂の隣には、1200 年前に弘法大師が灯して以来、絶え間なく燃え続けている炎があります。お寺からは、丘の斜面を下る道があり、大聖院と厳島神社に通じています。下りには 1 時間強かかりますが、ロープウェイで下ることもできます。山にいる間、ロープウェイ駅の周辺でサルやシカに出会うかもしれません。
弥山に登るロープウェイの駅(紅葉谷駅)は紅葉谷公園から徒歩約10分、または岩惣旅館近くの停留所から20分間隔で運行している無料シャトルバスで数分です。