ヨルダンの北西の端、ヨルダン渓谷の上の丘陵地帯には、デカポリスガダラの町(現在はウンム カイスと呼ばれています)の遺跡です。ローマ時代の遺跡と廃墟となったオスマン帝国時代の村が隣り合っているため、この場所は印象的です。ウンム カイスは、春になると特に魅力的で、倒れた石積みを野生の花が咲き乱れます。
ウンム・カイスは、聖書によれば、イエスが二人の男から豚の群れに悪霊を追い出すという最大の奇跡を起こした場所としても有名です。紀元1千年紀以来、ガダラはキリスト教の巡礼地となっていますが、ガリラヤ湖の東岸にある場所もこの場所を示すと言われています。
この場所は、ゴラン高原、ヘルモン山、ガリラヤ湖を含む3か国(ヨルダン、シリア、イスラエルとパレスチナ自治区)の壮大な景色を誇っています。ウム・カイス・レストハウス遺跡の真ん中にある人気のレストランは、聖地の話を語り合うために集まる家族連れに人気の場所です。