イエス・キリストの洗礼地

屋根付きの遊歩道が曲がりくねって、古代の階段を通り過ぎて元の水位まで下り、5 世紀のビザンチン教会の遺跡がまばらに残っています。現在残っているのはモザイク画だけです。さらに進むと、金色の屋根のギリシャ正教会が木製のプラットフォームの近くに立っています。そのプラットフォームは濁ったヨルダン川に続いていますが、ヨルダン川はここでは葦が生い茂る小川にすぎません。川で洗礼を受けたり、川に近づいたりしないように警告する標識があるにもかかわらず、キリスト教の巡礼者がまさにそれを行っているのを目にするでしょう。

チケットには、必須のシャトルバス乗車(30分ごとに出発)と1時間のガイド付きツアー(7か国語で利用可能)が含まれています。ヨルダン川の残りは軍の無人地帯を通っているため、現在ヨルダンで民間人がヨルダン川に触れることができるのはここだけです。川の向こう側にはパレスチナ自治区にあるイスラエルが運営するカスル・アル・ヤフドの複合施設があり、通常はヨルダン側よりもずっと混雑しています。