メキシコシティのシンボルで「エル・アンヘル」(天使)として知られるこの金色の勝利の女神像は、高さ45メートルの柱の上に立っており、1910年の独立100周年を記念して彫刻されました。記念碑の中には、ミゲル・イダルゴ、ホセ・マリア・モレロス、イグナシオ・アジェンデ、その他9人の著名人の遺骨が納められています。独立記念日の大晦日には、何千人もの人々が記念碑の周りに集まり、メキシコの重要な勝利を祝う式典が行われます。サッカー試合や、時々無料コンサートも開催されます。
ここは政治デモの引き金にもなっており、2019年8月には女性殺害に対する抗議活動がエル・アンヘルへの落書きで終わり、この国の不平等の問題に注目を集めた。この記事の執筆時点では、この場所は何年もの修復作業のため板で覆われたままである。