ジャガンナート寺院の北には、カラ(黒)バイラブの像があります。バイラブはシヴァの最も恐ろしい側面であり、この恐ろしいカラバイラブの巨大な石像は6本の腕を持ち、頭蓋骨の花輪をかぶり、人間の無知の象徴である死体を踏みつけています。カラバイラブの前に立って嘘をつくと即死すると言われており、かつては試練による裁判の一種として使われていました。
この像はプラタップ・マッラによってこの町の北の野原で発見され、ここに持ち込まれたと言われています。この像はもともと一枚の石から切り出されたものですが、左上隅はその後修復されました。