鼻のチョーク

ハヌマン・ドカ宮殿の入り口からすぐに最も有名なチョークに入ります。ナサル・チョークは戴冠式に使用され、2001年のギャネンドラ国王の戴冠式まで続いていました。戴冠式の台中庭の中央には、地震で被害を受けたバサンタプール タワーが南端に聳え立っています。

長方形の中庭は南北に伸びており、入口は北西の角にあります。入口のすぐそばには、驚くほど小さいながらも美しく彫刻された出入り口があり、かつてはマッラ王の私室に通じていました。中庭はマッラ王朝時代に建設されましたが、広場周辺の建物の多くは、後世のラナ王朝の建築物です。

ドアの向こうには大きなナルシンハ像獅子の化身となったヴィシュヌが悪魔の腹を裂いているところを描いた石像。この石像は1673年にプラタップ・マッラによって建てられたもので、台座の碑文には、ナルシンガの衣装を着て踊ったことでヴィシュヌを怒らせたのではないかと恐れてここに置いたと説明されている。ダルバール広場のカビンドラプル寺院も同じ理由で建てられた。

次はシシャ・バイタック、または謁見室マッラ王朝の宮殿。オープンベランダにはマッラ王朝の玉座があり、シャー王の肖像画が飾られています。

ナサルチョークの北東の角にはパンチ・ムキ・ハヌマーン寺院は、5 つの円形の屋根を持つ寺院です。渓谷の各町には 5 階建ての寺院がありますが、最も有名なのはバクタプルのニャタポラ寺院です。カトマンズの寺院ではハヌマーンが崇拝されていますが、僧侶しか入ることができません。

ネパール語では、鼻の「踊る人」を意味し、ナサルチョークの名前は踊るシヴァ広場の北東側にある白塗りの部屋に隠された像。

中庭の東側には、1970年にアイシュワリヤ王妃がビレンドラ王妃と結婚した際に王妃を乗せた輿や、その後2001年に王妃の火葬の際に王妃の遺体を運ぶために使われた輿が展示されている。また、王座も展示されている。