軍の兵舎

駅のすぐ外にあるこの小さく簡素な博物館には、ルーマニアの元独裁者ニコラエ・チャウシェスクとその妻エレナが 1989 年のクリスマスに銃殺刑に処された軍の兵舎があります。3 つの部屋は公開されており、裁判が行われた場所と、夫妻が最後の夜を過ごした場所が展示されています。奥の外には、夫妻が銃殺された壁が見えます。英語で書かれたわかりやすい標識があり、控えめな雰囲気が迫力ある効果を生んでいます。

中に入る前に、外にある大きな掲示板を少し読んでみてください。そこには、チャウシェスクの失脚と処刑につながった 1989 年 12 月の劇的で恐ろしい日々が詳細に説明されています。トゥルゴヴィシュテの場所はまったくの偶然です。夫婦はブカレストから逃げたとき、市の近くで捕らえられ、軍の兵舎がしっかりと防備されていたためここに連れてこられました。