便器、便器、便器…シウダー・ロドリゴの Museo del Orinal は大聖堂の向かい側にありますが、そのテーマは神聖なものというよりは、より現実的なものです。この街には、スペインで (おそらく世界で) 唯一の、それほど質素ではない便器 (英国ではポッティと呼ばれています) を専門とする博物館があります。かつて地元に住んでいたホセ・マリア・デル・アルコの個人コレクションは、なんと 1,300 点もの展示品で構成されています。27 か国から集められた、真に歴史的な品々がここにあります。
ハイライトには、コルドバの 12 世紀のイスラム版や、ブラジャーの形をした 19 世紀フランスの便器、米船で使われていたと思われる狭い開口部を持つ中国の便器など、素晴らしい一点物があります。皮肉なことに、Museo del Orinal には機能しているトイレがないので、用を足したくなったら他の場所に行く必要があります。