アルファビア庭園は、ソレルの東に広がる険しいアルファビア山脈の影にあります。ここには、愛らしく色あせたフィンカフィレンツェのバシリカから取り外されたようなバロック様式のファサードを持つこの教会は、庭園、柑橘類の果樹園、ヤシの木、そして数頭の農場の動物たちに囲まれています。灌漑用水路に沿ってゴボゴボと流れる水のせせらぎは、この場所がかつてアラブのワーリ(総督)の邸宅であったことを暗示しています。
建物の入り口のすぐ内側にある、松とモチノキで作られた、並外れた多色の格天井を除いて、元のアラブの家はほとんど残っていません。アラビア語の碑文で縁取られており、1170年頃に作られたと考えられています。中庭の右側には、屋根(大型の油圧プレス)は、ゴシック、ルネッサンス、バロック様式が混在しています。広々としたこの家には、時代物の家具と1200冊の蔵書が置かれています。蔵書の中には、オリジナルのフランス人の本(フランチャイズの書)は、キリスト教の征服後にマヨルカ島におけるすべての権利の基礎としてジャウマ1世によって書かれたものです。