ヨーロッパ最大の湿地帯で、沼地と鳥類が豊富なドナウ川デルタ生物圏保護区の大部分はルーマニアにあります。ウクライナ側から入る観光客はほとんどいませんが、入ると、デルタのユニークな水路を通る半日から一日のボートツアーが大変お手頃価格で楽しめます。ドナウ川の終点(「0km 地点」と呼ばれる)を訪れたり、バードウォッチングツアーに参加したりできます。
ガイドは、何千羽ものアジサシとその孵化したばかりのヒナが生息する小さな島にあなたを降ろしてくれます。他の島では、鵜の群れと白いペリカンがねぐらにしています (この保護区には、世界中の白いペリカンの 70% が生息しています)。
ヴィルコヴェの町の中心部には、生物圏保護区事務所敷地内に博物館があり、情報ビデオ(ドイツ語とロシア語)も用意されています。スタッフは英語を少し話せるので、地元のツアーオペレーターを手配して、ボートで保護区まで案内してもらえます。