金沢のおすすめ観光スポット20選!加賀百万石の伝統を探る
金沢市は、石川県の県庁所在地であり、北陸地方最大の都市です。江戸時代には加賀百万石藩の中心地として発展し、歴史ある街並みが美しく保存されていることから「北陸の京都」とも呼ばれています。市内には、日本三名園の一つである兼六園や外国人観光客に人気のひがし茶屋街、武家街の面影が残る長町などの名所があります。伝統的かつ文化的に重要な観光スポットが数多くある金沢は、日本遺産の宝庫です。
北陸新幹線の開通により、東京から約2時間半でアクセスできるようになり、日本有数の観光地としてさらに注目を集めている金沢。この記事では、金沢の名所から穴場、歴史的名所や新名所まで、金沢の必見スポット20選をご紹介します。
1. 兼六園
兼六園は、岡山の後楽園、水戸の偕楽園と並ぶ日本三名園の一つです。 1676年に加賀藩4代藩主・前田綱紀が別邸を建てたのが始まりで、1822年に大名庭園として完成しました。「兼六園」の名は、江戸時代の政治家・松平定信が考案したもので、広さ・静寂・人工・古さ・水源・風光明媚の6つの崇高な特徴を兼ね備えた庭園を意味しています。
兼六園で最も有名な観光スポットの 1 つは、霞ヶ池のほとりにある細い 2 本の足で立っている石灯籠「琴事灯籠」です。このランタンの象徴的な景色は多くの日本人に馴染みがあります。兼六園には、池の水位差による自然の圧力だけを利用して動く日本最古の噴水があることでも知られています。
冬には庭園の松に雪吊りロープが掛けられ、兼六園の冬の風物詩の一つとなります。雪景色は、夏の緑や秋の紅葉とはまた違った美しさを見せてくれます。春、夏、秋、冬のライトアップイベントでは、四季折々の幻想的な庭園の景色を楽しめます。
名称:兼六園
住所:金沢市兼六町1
アクセス:JR金沢駅からシャトルバス・金沢城下町循環バス・路線バス「兼六園下」下車徒歩3分
営業時間:7:00~18:00(3月1日~10月15日)、8:00~17:00(10月16日~2月末)
定休日:年中無休
公式・関連サイトURL:https://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/ken Rokuen/
2. 金沢城

金沢城は兼六園と並ぶ観光名所です。特に象徴的なのは兼六園に面し、加賀百万石のシンボルである石川門です。
石川門をくぐると三の丸・二の丸の広大な敷地に入り、復元された菱櫓、橋爪門、橋爪門辻櫓櫓が印象的に建っています。城には中央の天守閣はありませんが、敷地内に数多くの石垣や建造物があり、魅力的な観光地となっています。
近年、二の丸の西麓に位置する玉泉院丸が注目を集めています。このエリアには美しく復元された池泉庭園があり、緑の向こうに見える城の高い石垣の眺めは爽快です。玉泉院丸にある、藩主が趣味で築いた「色紙短冊堤石垣」も必見です。色とりどりの石のモザイクと、その間を流れる小さな滝が、石垣を芸術品に仕上げています。
名称:金沢城
住所:金沢市丸の内1
アクセス:JR金沢駅からシャトルバス・金沢城下町循環バス・路線バス「兼六園下」下車徒歩3分
営業時間:午前7時~午後6時(3月1日~10月15日)、午前8時~午後5時(10月16日~2月末)、午前9時~午後4時30分(櫓と門は通行可能)
定休日:年中無休
公式・関連サイトURL:https://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/
3. ひがし茶屋街

ひがし茶屋街は金沢城の北、浅野川を渡ったところにある金沢の人気観光地です。江戸時代には藩公認の茶屋街であり、約100棟の伝統的建造物が残っている。
最も有名なのは国の重要文化財に指定されている茶屋「志摩」です。他の多くの伝統的な茶屋スタイルの家は、現在レストランや土産物店として使用されています。
ひがし茶屋街でおすすめのアクティビティは、着物をレンタルして和装で観光を楽しむことです。金箔工芸や芸妓体験、茶道体験など、この歴史地区ならではのさまざまな体験もできます。地区のいたるところで絵のように美しい景色を眺めることができますので、時間をかけて探索してください。
名称:ひがし茶屋街
住所:金沢市東山1
アクセス:金沢城下町循環バスまたはJR金沢駅から路線バス「橋場町」バス停下車徒歩5分
公式・関連サイトURL:https://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/spot/detail_10212.html
4. 主計町茶屋街

ひがし茶屋街の浅野川対岸には、昔ながらの茶屋街の風情が残る主計町茶屋街があります。川沿いには木虫格子の家が建ち並び、ひがし茶屋街ほど商業化されていないノスタルジックで趣のある雰囲気が旅行者を魅了します。
城側には「くらがり坂」や「あかり坂」などの細い路地があり、かつては裕福な常連客がひっそりと訪れていた。今でも主計町には昔ながらの料亭が数多くあり、茶屋からは芸妓が演奏する伝統楽器である三味線の音がかすかに聞こえます。
名称:主計町茶屋街
住所:金沢市主計町
アクセス:金沢城下町循環バスまたはJR金沢駅から路線バス「橋場町」バス停下車徒歩5分
公式・関連サイトURL:https://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/spot/detail_10048.html
5. 野村家武家屋敷

金沢城と犀川に挟まれた長町地区には、加賀藩の中・上級武士の邸宅が数多く立ち並んでいます。石畳の狭い通りに土壁の家が建ち並び、戦時中に敵の兵士が侵入しにくいように設計されていました。
中でも、一般公開されている「野村家武家屋敷」は、加賀百万石の重臣たちの生活様式を垣間見ることができる貴重な施設です。縁側の先には鯉が泳ぐ美しい池があり、2階には伝統的な織部床のある茶室があります。野村家は石高1,000石の邸宅で、大名をもてなす場合にのみ使用される特別な部屋があった。
名称:野村家武家屋敷
住所:金沢市長町1-3-32
アクセス:JR金沢駅から路線バス「香林坊」下車徒歩7分
営業時間:午前8時30分~午後5時30分(4月~9月)、午前8時30分~午後4時30分(10月~3月)
定休日:12月26日~27日、1月1日~2日
公式・関連サイトURL:https://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/ken Rokuen/
6. 金沢21世紀美術館

「21 世紀美術館」とも呼ばれる 21 世紀美術館は、金沢を代表する現代アートの名所の 1 つです。下から見上げるプールのインスタレーションが有名で、雑誌やテレビでも取り上げられ、知名度を高めています。
美術館の建物は、世界的に認められた日本の建築デュオSANAAによって設計され、芝生広場の中央に位置し、地上と地下の2階を備えています。建物は円形のガラス構造により内外がシームレスにつながり、どの方向からでも出入りが可能です。芸術愛好家は、内部の展示品だけでなく、美術館自体の建築の美しさも気に入るはずです。
落ち着いた雰囲気も人気の理由です。各展示室は白壁で区切られており、好きな順番でご覧いただけます。展示品のラインナップは常に新鮮で魅力的なものを保つために更新されます。作品の解説を読むとさらに鑑賞が深まります。さらに、自由に入場できる広々としたスペースは大きなボーナスです。
館内にはランチやデザートが楽しめるレストランや、お土産や思い出の品が買えるショップがあります。屋外の美術館敷地内には彫刻作品もいくつかあり、家族連れでも楽しめるスポットです。地下駐車場へ向かう透明エレベーターもユニークな体験を提供します。特別展が頻繁に開催されるため、あらゆる年齢層が訪れるべき場所となっています。金沢に来たら、21世紀美術館がおすすめです。
名称:金沢21世紀美術館
住所:石川県金沢市広坂1-2-1
公式・関連サイトURL:https://www.kanazawa21.jp/
7. 金沢駅

北陸新幹線の開通に伴い、金沢駅はリニューアルされ、観光客の玄関口として人気を集めています。最も目を引くのは、金沢で栄えた伝統芸能である能の太鼓を模した、駅前にある大きな木造建造物「鼓門」です。
また、ガラスとスチールで作られた巨大な「おもてなしドーム」が、金沢への第一歩を踏み出す旅人を温かく迎え入れます。駅構内のショッピングモール「金沢百番街」には、石川土産や駅弁などが豊富に揃っており、観光客にとって便利で便利です。アメリカの旅行雑誌で「世界で最も美しい駅」に選ばれた新しい金沢駅は、電車を利用しなくても一見の価値ありです。
名称:金沢駅
住所:金沢市木ノ新保町1-1
公式・関連サイトURL:https://www.hot-ishikawa.jp/spot/13394#
8. 近江町市場

金沢駅と香林坊商店街の間にある近江町市場は、金沢の台所とも呼ばれています!加賀野菜や旬の魚介類、その他地元の特産品が並ぶ賑やかな市場です。地元の人も観光客も食材を買いに来ており、食べ物のお土産を買って帰る観光客もたくさんいます。
冬から春にかけては、加納ガニ(ズワイガニの雄)や香箱ガニ(ズワイガニの雌)が豊富に集まり、まさに圧巻です!カニのファンにとって、この市場はまさに夢のような市場です。カニの季節以外でも、新鮮な旬の味覚がたくさんあります。
名称:近江町市場
住所:金沢市上近江町50
アクセス:JR金沢駅より徒歩15分、または路線バス「武蔵ヶ辻」下車
営業時間:7:00~23:00(店舗により異なります)
公式・関連サイトURL:https://ohmicho-ichiba.com/
9. 安江金箔美術館

金沢の有名な伝統工芸品の 1 つが金箔です。ひがし茶屋街の入り口近くにある金沢安江金箔美術館は、金箔を専門とする日本で唯一の公立美術館です。
金箔の歴史や製造工程などを常設展示するほか、金箔工芸品の定期展示を行っています。展示物はもちろん、椅子やテーブル、壁に至るまで金一色に仕上げられており、贅沢な体験ができます。
名称:安江金箔美術館
住所:金沢市東山1-3-10
アクセス:金沢城下町循環バスまたはJR金沢駅から路線バス「橋場町」バス停下車徒歩2分
営業時間:午前9時30分~午後5時(最終入場は午後4時30分)
休館日:年末年始(12月29日~1月3日)、展示替え期間中(詳細はホームページをご確認ください)
公式・関連サイトURL:https://www.kanazawa21.jp/
10. Nagamachi Yuzenkan

石川県の伝統工芸といえば、京友禅の創始者である宮崎友禅斎が完成させた有名な染色技法、加賀友禅を思い浮かべる人も多いでしょう。加賀友禅は、見る人を魅了する大胆な自然描写で知られています。
加賀友禅の中心地である金沢には、今でも加賀友禅を実践する染物屋が数多くあります。そのひとつ、江戸文政年間創業の染物屋「千光」は、観光客が気軽に友禅の世界を体験できる施設「長町友禅館」を併設した加賀友禅工房を運営している。
館内では加賀友禅の歴史や技術を学ぶことができるほか、本物の友禅作品の数々も見ることができます。どれも驚くほど美しく、きっとあなたに畏敬の念を抱かせるでしょう。長町友禅館の魅力は、友禅の試着だけでなく、色付けのワークショップに参加できること!全国的にも珍しい伝統的な手描き染めの体験ができます。
Name: Nagamachi Yuzenkan
住所:金沢市長町2-6-16
アクセス:JR金沢駅から路線バス「香林坊」下車徒歩10分
営業時間:午前9時30分~午後5時
定休日:火曜、水曜、冬期(12月~2月)
公式・関連サイトURL:https://www.kagayuzen-club.co.jp/index.html
11. 大井美術館

大飯美術館は、楽焼の茶道具の制作で知られる大飯焼の家が運営しています。大樋焼は、江戸時代初期、茶陶の名手「楽」の弟子の一人が加賀藩に招かれ、大樋村(現金沢市)に窯を構えたのが始まりです。大樋焼は楽と同じ手成型の技法で作られたフリーハンドの形が特徴で、琥珀色の釉薬が特徴です。茶道の世界のみならず、日本全国で親しまれています。
館内では初代大樋長左衛門から現代の作品までの大樋焼の作品をご覧いただけます。隣接する大井ギャラリーでも購入可能です。歴史ある大樋茶碗の中からお選びいただき、抹茶をお楽しみいただけます。建築家隈研吾氏が設計した建物は、伝統と現代性が融合し、金沢らしい独特の雰囲気を醸し出しています。
名称:大井美術館
住所:金沢市橋場町2-17
アクセス:JR金沢駅から金沢城下町循環バスまたは路線バス「橋場町」バス停より徒歩1分
営業時間:午前9時~午後5時
公式・関連サイトURL:https://www.kagayuzen-club.co.jp/index.html
12. 金沢菓子木型美術館

金沢は、江戸時代から伝わる日本三大銘菓の一つである最高級落雁「長生殿」をはじめ、伝統的な美味しいお菓子が有名です。長生殿の裏にある森八本店には、伝統菓子の木型を専門に展示する珍しい博物館があります。
黒い壁に1000点以上の木型が展示されている様子は、まさに「博物館」の名にふさわしい圧巻の光景です!一つ一つの型が精巧に作られており、思わず写真を撮りたくなります。森八では予約制で落雁作り体験も行っています。
名称:金沢菓子木型美術館
住所:金沢市大手町10-15
アクセス:JR金沢駅から金沢城下町循環バスまたは路線バス「橋場町」バス停より徒歩1分
営業時間:午前9時~午後5時
定休日:1月1日、2日
公式・関連サイトURL:https://www.morihachi.co.jp/honten_museum
13. 忍者寺(妙立寺)

金沢城の南西、犀川を渡ったところにある妙立寺は、通称「忍者寺」と呼ばれています。外観は普通だが、内部は忍者屋敷のような隠し階段、隠し部屋、落とし戸、櫓がいっぱい!加賀藩第3代藩主・前田利常が金沢城の防衛の前哨として建立した寺院だからです。
江戸時代の城下町では、防衛戦略の一環として寺院群を築くのが一般的でしたが、妙立寺ほど徹底して要塞化された寺院はほとんどありませんでした。寺院の見学は予約制で、内部の写真撮影は禁止されています。建物を保護するため、バックパックの持ち込みも禁止されています。最近では金沢を訪れる外国人観光客の間でも隠れた名所として人気があります。
以下も参照してください。トルコ、チャナッカレの必見観光スポット 6 選 |トロイの木馬とその周辺を探索する
名称:忍者寺(妙立寺)
住所:金沢市野町1-2-12
アクセス:JR金沢駅から路線バス「広小路」バス停下車徒歩2分
営業時間:ガイドツアー 9:00~16:00(平日・1時間おき)、9:00~16:30(土日祝・30分おき)
公式・関連サイトURL:https://www.myouryuji.or.jp/
14. 尾山神社

玉泉院丸庭園の西側にある尾山神社は、加賀藩の祖である前田利家を祀る明治初期に創建されました。この神社の最大の特徴は、普通の神門とは思えないユニークな山門!建物は中国風のデザインで、ステンドグラスを思わせる色とりどりのガラス窓があり、中国と西洋の影響が融合した雰囲気を醸し出しています。
この門は、富岡製糸場(現在は世界遺産)に派遣され、後に金沢にも同様の製糸場を建設した地元の棟梁、津田吉之助が設計したものです。境内には金沢城二の丸にあった東神門や県の名勝に指定されている神苑もあります。尾山神社は賑やかな香林坊商店街の近くにあり、近くでショッピングや食事を楽しむのに簡単に立ち寄ることができます。
名称:尾山神社
住所:金沢市大山町11-1
アクセス:JR金沢駅から路線バス「尾山神社」バス停下車徒歩3分
公式・関連サイトURL:https://www.oyama-jinja.or.jp/
15. 土師上神社

金沢市の北東郊外にある土師上神社(はじかみじんじゃ)は、香辛料の神様を祀る日本で唯一の神社です。 「はじかみ」というと焼き魚の生姜を思い浮かべる方、大正解です!日本で唯一のスパイスの神様を祀る神社。
現在では「はじかみ」とは主に新生姜の漬け物を指しますが、神社名の由来は、生姜、山椒、わさびなどの辛味ハーブを広く指す「はじかみ」に由来しています。毎年6月15日に開催される「はじかみ祭り」では、全国の香辛料関係者が生姜だけでなく、カレーやジンジャーエール、化粧品などを提供する。
土師上神社では、料理上達のお守り「料理上手達守り」を授与されます。料理の才能を磨きたいなら、金沢旅行の際にはぜひこのユニークな神社を訪れてください。
名称:土師上神社
住所:金沢市八幡町ハ165
アクセス:IRいしかわ鉄道森本駅よりバス「八幡」下車徒歩3分
公式・関連サイトURL:https://www.hajigami.org/
16. 卯辰山

ひがし茶屋街の裏手に位置する卯辰山は、金沢城の北東の守護(鬼門)の位置にあるため、その麓に多くの寺社が建立されています。現在は山全体が緑豊かな公園として整備され、住民の憩いの場となっている。
卯辰山の見どころは、金沢市内を一望できるパノラマビュー!卯辰山公園の中心にある墨甲台展望台からは金沢駅方面が、南側の卯辰山展望台からは金沢城や兼六園を眺めることができます。どちらも夜景が特に美しく、卯辰山はデートスポットとしても最適です!街の向こうには日本海も見え、ロマンチックな雰囲気が漂います。
名前:卯辰山
Address: Suehiro-cho, Kanazawa City
アクセス:JR金沢駅から路線バス「望郷台」バス停下車すぐ
公式・関連サイトURL:https://www.hot-ishikawa.jp/spot/4698
17. 金沢市民芸術村

犀川のほとりに位置する金沢市民芸術村は、古い紡績工場を改装した芸術の中心地です。赤レンガの工場棟とその横に流れる水は、それ自体が芸術品です。
館内にはさまざまなアート活動のブースがあり、運が良ければ面白いイベントに出会えるかもしれません。建物の前には広い芝生広場があり、週末には小さなお子様を連れた家族連れが多く集まります。
夜景も美しいスポットなので、車でアクセスする場合は、ぜひライトアップされた夜のレンガ工場の雰囲気を体験してみてください。
名称:金沢市民芸術村
住所:金沢市大和町1-1
アクセス:JR金沢駅から路線バス「豆津」バス停下車徒歩5分
営業時間:7:00~23:00(店舗により異なります)
公式・関連サイトURL:https://www.artvillage.gr.jp/
18. Yuwaku Onsen

静かな山あいにある湯涌温泉は、養老2年(西暦718年)に発見されたと言われる歴史ある温泉です。金沢城の北を流れる浅野川の源流に近い、旅館やホテル、日帰り入浴施設が立ち並ぶのどかな温泉街。
湯涌温泉を訪れたら、玉泉湖畔の小さな茅葺き氷室もぜひ訪れてください。江戸時代、冬から夏にかけて氷を集めて保管するために使われていた史跡。毎年6月30日には氷室開きを記念した「氷室開き」が行われます。近くには「金沢湯涌江戸村」や「金沢湯涌夢二美術館」などのスポットもあり、金沢観光の際に温泉旅館に宿泊したい方にもおすすめです。
Name: Yuwaku Onsen
住所:金沢市湯涌町及びその周辺地域
アクセス:JR金沢駅から路線バス「湯涌温泉」バス停下車すぐ
公式・関連サイトURL:https://yuwaku.gr.jp/
19. SAKE SHOP Fukumitsuya
旅行の際に地酒を楽しむ人も多いですが、金沢にはその土地の料理にぴったりの地酒がたくさんあります。福光屋は、「加賀鳶」や「福政」などの銘柄で知られる金沢の老舗酒蔵のひとつです。 1625 年に創業したこの歴史ある酒蔵は、21 世紀には全銘柄純米酒のみを製造することで有名になりました。
福光屋の直売店「SAKE SHOP」では、福光屋の全銘柄の純米酒をはじめ、おしゃれな酒器や地元産のおつまみなどを購入できます。米のとぎ汁を発酵させた化粧水や乳液、美容液などのスキンケア商品も販売しており、女性に人気のスポットです。また、予約制の酒蔵見学も行っており、酒造りの時期に行けば、その場でしぼりたての酒を味わうこともできます。
Name: SAKE SHOP Fukumitsuya
住所:金沢市石引2-8-3
アクセス:JR金沢駅からバス「小田田野」バス停下車徒歩1分
営業時間:午前10時~午後6時
公式・関連サイトURL:https://www.Fukutsuya.co.jp/sake-shop/kanazawa

石川四高記念文化交流センターは、現在の大学に相当する四高等学校の旧校舎を利用した施設です。金沢の中心部にひときわひときわ佇む、国の重要文化財に指定されている重厚なレンガ造りの建物。
建物内は、入場無料の記念館と有料の近代文学館の2つのセクションに分かれています。記念館には当時の机や椅子が置かれた教室が再現されており、レトロな小道具に囲まれた体験室もあります。一方、近代文学館は、金沢の三文豪、泉鏡花、徳田秋声、室生犀星など、石川ゆかりの文豪の作品や遺品を中心に展示しています。
建物の裏手には石川四高記念公園があり、金沢市民の憩いの場となっている広々とした空間です。香林坊商店街のすぐそばにあるので、ショッピングやランチの後に立ち寄るのにぴったりです。
名称:石川四高記念文化交流センター
住所:金沢市広坂2-2-5
アクセス:JR金沢駅からバス「豆津」下車徒歩5分
営業時間:9:00~17:00(最終入場16:30)
定休日:年末年始(12月29日~1月3日)
公式・関連サイトURL:https://www.pref.ishikawa.jp/siko-kinbun/index.html
◎金沢のおすすめ観光スポットまとめ

金沢では5月に百万石菓子職人展、6月に金沢百万石まつりが開催され、毎年多くの観光客が訪れます。雪吊りの兼六園や雪に覆われたひがし茶屋街などの景勝地が特に美しい冬だけでなく、桜や紅葉の季節にも観光客が集まります。そしてもちろん、金沢への冬の旅行は、有名なカニを味わうことなく完了することはできません。飛行機や新幹線で季節を問わず訪れたい北陸の古都・金沢
Subscription
Enter your email address to subscribe to the site and receive notifications of new posts by email.
