神の棲む島「竹生島」!びわ湖の見どころ&パワースポット5選
びわ湖の真ん中に位置する竹生島は、国の名勝・史跡に指定されているだけでなく、古くから信仰を集めてきた神聖な島です。西国三十三観音霊場の30番札所である法源寺があり、代々信仰の中心となってきました。
竹生島は、湖と神聖な雰囲気を醸し出す美しい木々に囲まれ、四季折々に変化する自然景観がパワースポットとして観光客の人気を高めています。
訪れた際には、ぜひ弁天様にだるまを投げて願いを込めたり、伝統的な「陶片投げ」の神事に参加したりしてみてください。滋賀県の宝島、竹生島への忘れられない旅で運気を高める旅に出かけましょう。
1. 世界で三番目に古い湖に浮かぶ神聖な島「竹生島伝説」
日本最大の湖であるびわ湖は、約 400 万年前に形成されたと推定されており、世界で 3 番目に古い「古代湖」として認識されています。この湖は、伝説的な水没遺跡や時代を超越した神話が残る、希少で神秘的な水域です。
湖の歴史は古いですが、「びわ湖」として知られるようになったのはわずか300年ほどということに驚かれるかもしれません。
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現在は島全体がびわ国立公園特別保護区の一部となり、島全体が国の名勝・史跡に指定されています。 「びわ八景」にも数えられています(青い水面に映る緑豊かな竹生島の風景は、びわ湖を代表する景観の一つです)。
島の名前の由来には諸説あります。 「神聖な儀式を準備する神の住居」を意味する言葉から生まれたという説もあれば、竹の存在や島の形が伝統的な宮廷音楽で使用される笙に似ているという説もあります。
本当の起源は不明ですが、この島が荘厳な雰囲気に包まれ、謎のベールに包まれているのは事実です。
名称:竹生島
住所:滋賀県長浜市早崎町竹生島
公式・関連サイトURL:https://www.biwako-visitors.jp/spot/detail/2555/
2. 竹生島へのびわ湖クルーズに出航

竹生島は湖の真ん中に位置しているため、島に足を踏み入れるには琵琶湖を渡らなければなりません。今松、長浜、彦根などの湖畔の港から美しい景色を眺めながらフェリーに乗り、通常は約 30 分で神聖な島である竹生島に到着します。
2016年にびわ鉱船株式会社が開設した新航路で、大津、今津、長浜などのびわ湖周辺の港を結び、湖上の数々の景勝地をゆっくり巡る総合クルーズの人気のコースです。水上から眺める竹生島の湖畔の絶景は必見です。

竹生島の湖畔を水上から眺める美しい景色もおすすめです。
さらに、びわ湖最大の有人島で世界でも珍しい湖島である沖島や無人島の竹生島、見る角度によって島の輪郭が変わる高毛島への上陸も可能です。
名称:びわ鉱泉株式会社運営
住所:滋賀県大津市(湖畔港)
公式・関連サイトURL:https://www.biwakokisen.co.jp/cruise/chikubu/
3. 荘厳で荘厳!三大弁天を祀る法源寺

竹生島に上陸すると、すぐに目を奪われるのは長い石段。 「祈りの階段」として知られる165の階段があります。鳥居をくぐり、この石段を登ると法源寺の本堂があります。
寺院の起源は神亀元年聖武天皇の時代に遡ると言われています。西国三十三観音霊場の30番札所である法源寺は、毎年多くの参拝者が訪れ、日本三大弁天の一つとしても知られています。
さらに進むと、国宝の法源寺観音堂唐門が見えてきます。苔に覆われた檜皮葺の屋根は、まるで別世界への入り口をくぐるかのような異世界感を呼び起こします。法源寺は豊臣秀吉とも深い関係があります。多くの手紙や宝物が寺に寄進され、桃山時代の豪華な遺物が残されました。
♦弁天様の「幸福祈願だるま」

法源寺境内には「弁天の幸福祈願だるま」があります。紙に願い事を書いてだるまの中に差し込んで奉納すると、願いが叶うという言い伝えがあります。だるまは熟練の職人が一つ一つ手作りしているため、同じものは二つとありません。
あなたの心に響くものを選んで、心からの願いを込めて本殿にお祀りしましょう!
♦ 歴史ある船ギャラリー 仙路街道

法源寺と都布須麻神社を結ぶ回廊は、豊臣秀吉の時代の宝船「日本丸」の一部を利用して建てられたと伝えられる「舟ギャラリー」と呼ばれる回廊です。
歴史あるギャラリーを上空から眺めながら散策するのは、贅沢なひととき。天候によって光が変化する、二度と繰り返されない神聖な竹生島の絶景を重要文化財から眺める贅沢なひと時をお楽しみください。
名称:法源寺
住所:滋賀県長浜市早崎町1664
公式・関連サイトURL:https://www.chikubushima.jp/
4. 都布須麻神社(竹生島神社)

都久布須磨神社は、かつては竹生島弁天神社として知られ、湖の水を司る神である浅井姫命を祀っています。創建以来、度重なる火災に遭い、戦国時代に再建された神社です。その後、豊臣秀頼が移築改修し、緻密な意匠が特徴的です。
神社の建築はユニークで少し型破りです。桃山文化が息づく館内には、60の区画に四季折々の花を描いた優美な襖絵や天井壁画が贅沢に施され、その美しさは圧巻といわれています。毎年6月10日から15日まで竹生島祭りが開催され、島はお祭りで賑わいます。
※現在、内陣は立ち入り禁止となっております。
♦ 願い事「かわらけ投げ」

龍神神社の龍神拝所には、名物スポット「瓦投げ」があります。神社の湖畔に突き出た形で、びわ湖を一望できます。この場所は、島の最高のビューポイントの 1 つです。
ここでは「かわらけ」と呼ばれる丸い陶器の板に願い事を書いて鳥居に向かって投げ、成就を祈ります。 「かわらけ」が無事鳥居をくぐると願いが叶うと言われています。運試しや思い出に残る旅行体験として、多くの人がここで運試しをします。
名称:都久夫須麻神社(竹生島神社)
住所:滋賀県長浜市早崎町1665
公式・関連サイトURL:https://www.chikubusima.or.jp/
竹生島を訪れたら、その名物グルメである弁天芋餅を食べずには終わりません。
さつまいもを原料としたこのお餅は、独特の食感と風味があり、何度でも食べたくなる、甘くておいしい人気のお菓子です。島を訪れたら、このグルメを見逃すわけにはいきません。
♦隠れた名物「しじみ定食」
フェリーを降りたら、お食事をお楽しみください。辰巳商店は、芸能人御用達の定食屋として知られています。地元で豊富に採れるしじみを使った「しじみご飯定食」がおすすめです。
お土産には、竹生島の佃煮、よもぎ饅頭、おせんべい、独特の風味の赤こんにゃくなどの特産品も揃っており、竹生島の思い出にぴったりです。
Name: Tatsumi Shōten
住所:滋賀県長浜市早崎町竹生島木之本(桟橋すぐ)
◎竹生島観光概要
竹生島は古代の伝説が息づく神聖な島で、何世紀にもわたって人々に崇められてきました。びわ湖に浮かぶ風光明媚な島、それだけでも魅力的!
フェリーでしかアクセスできないこの孤島は、神秘的な雰囲気と豊かな自然に守られた“聖域”。ここには、すべての訪問者が必見の豊富な歴史的宝物と精神的な体験が収められています。
竹生島は、今年4月に文化庁より日本遺産「びわ湖とその水辺環境~祈りと命の水遺産」の構成文化財の一つに認定されました。ぜひ一度この神秘の島を訪れ、その独特の魅力を体験してください。
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