個性豊かな暮らしと景観が広がる愛媛・菰渕半島の魅力を探ろう!

Elmo

愛媛県宇和島市にある菰渕半島をご存知ですか? (「菰渕」の発音が難しい人もいるかもしれません。) 重要文化的景観に認定された絶景、新鮮な海の幸、観光からグルメまで充実した半島です。この記事では菰渕の魅力を紹介します。

菰渕はどこにありますか?

菰渕半島は愛媛県宇和島市の西部、宇和海に突き出た半島です。山と海が正面から接し、リアス式海岸を形成しています。半島の名前の由来となっている菰渕地区は、愛媛県の九州に面した海岸沿いの半島先端に位置します。

重要文化的景観に認定された湯シミズガ浦の棚田「湯シミズガ浦の段畑」

棚田や水田を表す言葉に「天まで耕す」という言葉があります。 『ゆしみが裏の段畑』はその思いを見事に体現している。宇和島地域ではこの段々畑のことを単に「段畑」と呼んでいます。

海岸沿いの耕地は限られているため、斜面は歴史的に雑穀を栽培するために耕作されてきました。時が経つにつれ、これらの畑はサツマイモや養蚕用の桑などの作物からジャガイモへと移行していきました。

平成の時代にその多くが激減した棚田ですが、平成12年(2000)にNPO法人「段畑を守る会」が設立され、その復活に先導されました。その美しさが評価され、平成19年7月に日本三大重要文化的景観の一つに指定されました。 「日本農村百景」や「宇和島24景」にも選ばれています。

4月~5月の1日限定で開催される「ふるさとだんだん祭り」、8月~9月の1日限定で開催される「段畑ライトアップ」などのイベントで賑わいます。また、NPO法人ではレストランや直売所(オリジナル焼酎「段畑」を販売)も運営しており、地域の魅力をさらに高めています。

Name: Yusimizuga Ura no Danbata

Address: 2323-3 Yusuko, Uwajima, Ehime Prefecture (Managed by the NPO “Danbata wo Mamorou Kai”)

公式・関連サイトURL:https://www.uwajima.org/spot/index8.html

世界一狭い!? 「細木運河」

細木運河は三浦半島の中央部にあります。菰渕半島は宇和海に突き出ており、季節風を避けるために船が迂回する必要があったため、歴史的に様々な課題に直面してきました。

明治時代以降、数多くの掘削事業が提案され、1961年に完成しました。細長い半島が多い伊予地方南部にとって、運河はなくてはならないものとなっています。運河には橋が架かっていて、そこを漁船や高速船に乗れば、ひときわ狭い細木運河を見上げることもできます。

戸島

戸島は、愛媛県宇和島の西約20キロメートルに位置する人口約500人、面積2.81平方キロメートルの小さな島です。菰渕半島の先端に位置し、全体が足摺宇和海国立公園に含まれています。

周囲の海は水深60メートルと深く、強い潮流によって海底から栄養豊富な水が流れ込むため、絶好の漁場となっています。特にブリが有名で、「戸島一番ブリ」という名前で流通しています。

戸島は、戦国時代の武将でキリシタン大名でもある一条兼定の墓所としても有名です。 1574年、四国制覇を目指して土佐の長宗我部氏に敗れ、島に身を隠し、11年後に龍鷲寺に埋葬されて亡くなった。今でも地元の人々からは「一条さま」「宮さま」と崇められています。

日振島

日振島は戸島のさらに西、九州側にあります。島全体が山のような形をしているため平地が少なく、特に西海岸沿いは切り立った崖が続いているのが特徴です。

島はとても小さいので、一周歩いても2時間半ほどかかります。曲がりくねった湾は、磯釣りや一本釣りの名所として知られています。さらに、この島には海の洞窟やサンゴ礁があり、夏には人気のビーチの目的地となっています。日振島は、1976年のNHK大河ドラマ『風と雲と虹と』のロケ地としても使用され、ロケ地巡りにも最適な島です。

名称:戸島/日振島

住所:愛媛県宇和島市

公式・関連サイトURL:https://www.uwajima.org/course/index10.html

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そしてもちろん、海の幸もお楽しみください!

この地域では昭和後期から養殖が盛んに行われ、真珠やブリの養殖が主要産業となっています。愛媛で愛情込めて育てられた魚は「愛育魚」として全国に出荷されています。菰渕半島を訪れたら、ぜひ地元の海の幸を堪能してください。