札幌丘珠空港へのアクセスは？フライトや空港施設のご紹介

札幌の空の玄関口といえば、新千歳空港を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。しかし、実は札幌にはもう一つ空港があり、それが今回ご紹介する札幌丘珠空港（正式名称「札幌飛行場」）です。

利尻島や釧路、函館など道内の観光地への便が就航している空港です。さらに夏場は小型ジェット機がぎりぎり着陸できるため、最近ではフジドリームエアラインズ（FDA）が松本、静岡、名古屋（小牧）から丘珠空港まで夏季の季節便を運航している。

丘珠空港は札幌北部に位置し、市内中心部に近いため、新千歳に比べて観光へのアクセスが便利な場合があります。

今回は丘珠空港にスポットを当て、その利便性や空港施設について詳しく見ていきます。

フライトの目的地、スケジュール、運賃は2023年7月現在の情報に基づいています。

札幌丘珠空港は札幌北部、地下鉄東豊線栄町駅からバスで約10分のところにあります。栄町からは地下鉄のほか、札幌駅までリムジンバスも運行しており、JR札幌駅までは約30分で到着します。

丘珠空港を利用すると、札幌駅の北側にある北海道大学やモエレ沼公園などからも近くなります。 JR札仙線百合が原駅や地下鉄麻生駅へのアクセスも良く、各方面への移動もスムーズです。

北海道エアシステム（HAC）は、丘珠空港から北海道内を釧路、女満別、利尻、函館、奥尻へ運航しています（土日祝日を中心に）。これらの路線のほとんどは新千歳からも運行していますが、利尻島（冬季のみ）と奥尻島は丘珠経由のみの運行となりますのでご注意ください。

北海道以外の目的地については、HACが三沢と秋田への便を、FDAが静岡、松本、名古屋（小牧）への便を、とき航空が新潟への便を運航しています。

従来は北海道内のみの路線がほとんどでしたが、FDAがエンブラエルE170型機を導入したことにより、夏期（3月下旬～10月下旬頃）に丘珠への運航が可能になりました。

将来的には滑走路が1,500メートルから1,800メートルに延長される予定で、E170は通年運用が可能になる。

丘珠空港はレストランとショップが1軒ずつとコンパクトです。保安検査場通過後はジュースの自動販売機しかないので、事前に計画を立てておきましょう。

「スカイショップ丘珠」では、北海道・札幌のお土産はもちろん、希少な「サッポロイエロー」玉ねぎを使った特製タレに漬け込んだホルモン「丘珠ホルモン」や、空港以外ではなかなか手に入らない雪ミクグッズなどの限定品も取り揃えています。

保安検査場前にある「おかだまキッチン」は、観光やビジネスのお客様だけでなく、地元の人も車で立ち寄る隠れ家的なお店です。

「丘珠カレー」や「五目あんかけ焼きそば」、「札幌ラーメン」など、北海道の食材をふんだんに使ったグルメが楽しめます。

飛行機で北海道を観光する方も、観光やビジネスの帰りにでも、暇つぶしやスケジュール調整に「丘珠キッチン」は最適です。

店名：丘珠キッチン

住所：札幌市東区丘珠町 札幌丘珠空港内

公式・関連サイトURL：https://www.okadama-airport.co.jp/

丘珠空港は東京からの便が少ないため新千歳空港に比べて知名度が低いように感じられますが、札幌中心部へのアクセスは便利です。

同空港はこれまで道内路線が中心だったが、FDA便の就航により道外にもネットワークが拡大した。観光とビジネスの両方を考慮すると、札幌丘珠空港の今後の成長は非常に有望です。