栞峠の観光情報|幻の絶景「滝雲」とは?
国道352号線沿いの峠「栞峠」の観光情報をご紹介します。
栞峠は新潟県南部にあります。国道352号線は、新潟県の中心部から尾瀬、会津地方を経て、栃木県までを結んでいます。栞峠周辺は標高が高く、特に自然が豊かなエリアです。山道らしく道が狭く、冬季は積雪のため通行止めとなります。
栞峠は、時折「滝雲」と呼ばれる絶景の雲海が見られる人気の景勝地です。このフォトジェニックな景色は必見で、多くの観光客を魅了しています。この記事では、雲海の見頃の時期や栞峠を訪れる際の注意点なども紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
栞峠の観光情報

栞峠の見どころは、山の上を滝のように流れる雲海で、別名「滝雲」と呼ばれています。
この滝雲は、毎年6月から11月頃の早朝に発生します。奥只見や銀山平で発生した霧が渓谷にたまり、雲海を形成します。緩やかに形成された雲海が山々の稜線を流れ、滝が流れ落ちるような光景に変わります。雲海自体も印象的ですが、山の上を流れる雲海はまさに自然の驚異です。神秘的で魅惑的な世界をお楽しみいただけます。
人気の景勝地だけあって、おすすめのビューポイントが複数あります。ハイキングコース沿いや山頂駐車場から歩いてすぐのところにあるお店もあり、気軽に訪れることができ、観光客に人気です。駐車場から奥只見湖側へ車で約5分、目の前に広がる滝雲を眺められる展望台もあります。国道を走っていても滝雲がちらりと見えます。
滝雲を見るのにかかる時間はわずか 1 時間です。

先ほども述べたように、滝雲が見られるのは6月から11月までです。ただし、出現時間は一定ではなく、季節によって大きく異なるため注意が必要です。
秋が近づくと滝雲の出現時間が遅くなるので注意してください。初夏(6月)は午前4時~4時半頃、7月は午前4時20分~4時40分頃、8月は午前4時40分~5時頃、9月は午前5時~5時30分頃、10月・11月は午前5時30分~6時頃まで見ることができます。
なお、この雲海は1時間ほどで消えてしまうので、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。
滝雲が発生しやすい条件
雲海や滝雲は自然現象ですので、毎日現れるわけではありません。ただし、特定の条件が満たされると発生する可能性が高くなります。
晴れた日、湿度が高い日、前日との気温差が大きい日は特にチャンスです。
しおりパスへのアクセス情報

栞峠へのアクセス情報です。
国道352号線沿いにあるスポットなので、まずはこの国道を目指しましょう。近くに町はほとんどなく、一番近いのは新潟側の魚沼市です。日光や会津方面から国道121号線、国道400号線を経由し、9連アーチで有名な山王川鉄橋近くのT字路を魚沼方面へ向かうと峠にアクセスできます。
冬季の12月から5月までは峠付近が通行止めとなりますのでご注意ください。ただし、正確な通行止め期間は年によって異なり、11 月上旬でも通行できる場合があります。事前に確認しておくと良いでしょう。
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◎栞峠の観光情報まとめ
推奨読書:箕面滝を越えて!箕面市で必ず訪れたい観光スポット5選
栞峠の観光情報をご紹介しました。
緑豊かな山の自然が生み出す滝雲は圧倒的な迫力で、旅日記に一生の思い出として残るでしょう。ただし必ず出現するわけではなく、通行できる期間も限られているため、この絶景を目撃できるチャンスはめったにありません。発生条件に合った天候や日付を選択し、あとは運に任せましょう。
栞峠周辺はドライブコースとしてもおすすめです。ゆっくりと雲海を楽しむのも素敵ですが、景色を眺めながら峠をドライブするのも最高の体験です。お近くにお越しの際も、目的地として向かう際も、ぜひ栞峠にお立ち寄りください。
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