軍事歴史博物館

素晴らしい軍事史博物館は、ネオビザンチン様式の大きな兵舎と弾薬​​庫であるアルセナーレにあります。2 階建てのこの博物館では、三十年戦争 (1618 ~ 1648 年) から第二次世界大戦まで、ハンガリー動乱、普墺戦争 (1866 年に終結)、ナポレオン戦争、トルコ戦争、第一次世界大戦までを紹介しています。1 階の目玉は、1697 年のゼンタの戦いでサヴォイア公オイゲンに奪われたムスタファ パシャの国璽です。

1 階では、1914 年にサラエボで起きたフランツ フェルディナント大公の暗殺に関する部屋が注目を集めています。この暗殺は、第一次世界大戦の勃発につながる一連の出来事のきっかけとなりました。大公が撃たれた車 (銃弾の穴も残っています)、血を流して死亡したソファ、そしてかなりぞっとするような血の付いたコートが展示されています。東翼は、第一次世界大戦後の共和国から 1938 年のアンシュルスまでの期間を扱っており、プロパガンダのポスターやナチスの道具、ヒトラーが大衆を催眠術にかけるビデオ映像など、素晴らしい展示物があります。