教会と歴史博物館

リラ修道院の博物館には、14世紀の木彫り、リバイバル時代の聖像、土地を所有し大きな影響力を持ったこの修道院の財政史を明らかにする羊皮紙など、何世紀にもわたる興味深い品々や文書のコレクションがあります。注目に値するのは、ロシアからリラに送られた豪華な絹や金の贈り物です。しかし、博物館の目玉はラファイルの十字架19 世紀初頭の両面十字架。

ラファイル十字架は、1 本の木から 36 の聖書の場面と約 600 人の人物像を彫り出した、驚異的な職人技の傑作です。この傑作の背後にいる修道士職人のラファイル兄弟は、完成後に失明しました。