プレラップ

ラジェンドラヴァルマン2世によって建てられたプレループは、東メボンの南約1kmにあり、夕日の名所として人気があります。この寺院はピラミッド型の寺院山で構成されており、3層の最上部には5つの蓮の塔があります。プレループとは「体を回転させる」という意味で、死体の輪郭を灰に描く伝統的な火葬方法を指します。このことから、この寺院は初期の王室の火葬場として使われていた可能性があります。

ここのレンガ造りの聖域はかつて漆喰で装飾されていましたが、その破片が南西の塔に残っています。ここには驚くほど精巧なまぐさ石の彫刻があります。東側の最も外側の塔のいくつかは今にも崩れそうな状態にあり、多数の木製の支柱で支えられています。

プレループはアンコール周辺で最も人気のある夕日スポットの一つで、東バライの周囲の田んぼの眺めが美しいのですが、最近は背の高い木々が邪魔をして、景色が見えにくくなっています。かなり混雑します。