アイデアの戦い博物館

カルデナスの3つの博物館のうち最も新しい博物館は、1999年にボートで米国に入国しようとして母親、継父、その他11人が溺死したカルデナス出身の少年エリアン・ゴンザレスの事件に触発され、米国とキューバの関係の歴史を、プロパガンダに偏りながらも鋭くまとめた概観を提供している。この博物館は、カストロの結果としてのアイデアの戦いアメリカ政府との(思想の戦い)。

展示のテーマは、当然ながら、キューバと米国がエリアンの親権をめぐって議論した8か月間を中心に据えられているが、ピッグス湾侵攻中に撃墜された米軍機の一部、キューバの教育制度の質に関する議論、革命のために命を落とした反帝国主義者の胸像のある中庭なども含まれている。展示の中心となっているのは、現在ハバナのマレコンに立っている、子供を抱くホセ・マルティ像のオリジナルキャストである。