セラビット・アル・カディム

シナイで最も印象的な場所の 1 つであるこのファラオの神殿の廃墟は、古代のトルコ石鉱山と荒涼とした美しい風景に囲まれています。トルコ石は古王国時代からここで採掘され、女神ハトホルに捧げられたこの神殿は第 12 王朝にまで遡ります。その横には、東方砂漠の神ソプドゥを祀る新王国時代の神殿があります。神殿の庭の壁には、ハトシェプスト女王 (紀元前 1473 ~ 1458 年) やトトメス 3 世 (紀元前 1479 ~ 1425 年) など、神殿の支援者の名前が刻まれています。

セラビト・アル・カディムへは、沿岸の集落アブ・ゼニマのすぐ南にある標識のない小道を通って行くことができます。あるいは、もっと興味深いことに、ワディ・ムカタブを経由してワディ・フェイランを東に走る道路から北に分岐する小道を通って行くこともできます。