マルムズベリー修道院

マルムズベリー修道院は廃墟と教会が混在する場所で、波乱万丈の歴史を歩んできました。注目すべき特徴としては、聖書の人物像で飾られたノルマン様式の出入り口、ロマネスク様式の使徒の彫刻、1407 年に遡る 4 巻の彩色聖書などがあります。教会の西端にある窓には、1010 年に翼をつけて塔から飛び降りた空飛ぶ修道士エルマーが描かれています。この信仰の飛躍で両足を骨折しましたが、エルマーは生き延び、地元の英雄となりました。

この修道院は 7 世紀に修道院として建設され、その後ノルマン様式の教会に建て替えられました。15 世紀半ばまでに建物は尖塔と 2 つの塔で装飾されましたが、1479 年に嵐で塔 1 つと尖塔が倒れ、教会の東端が破壊されました。1662 年には西塔も同じように倒れ、身廊の大部分が破壊されました。現在の教会は元の 3 分の 1 ほどの大きさで、両端は廃墟になっています。

修道院の2ヘクタールのカラフルな庭園訪れる価値も十分あります。