コルガにある、写真映えするほど崩れかけた新古典主義の邸宅は 1642 年に建てられましたが、1768 年から 1820 年にかけて裕福なステンボック家によって大部分が再建されました。第二次世界大戦ではドイツ軍の病院として、ソビエト時代には集団農場の管理と住宅として使われ、徹底的に略奪され放置されていましたが、それでも堂々とした印象を残しています。離れにある付属の博物館には、ソビエト時代の短命な品々、地元の農村生活の工芸品、カハラ湖の青銅器時代の埋葬地に関する展示があります。
村の中心をなす屋敷を取り囲む地所は、ソ連時代の不調和なアパート群で損なわれており、13 世紀にはシトー修道会の所有地となっていました。この古い大邸宅自体を適切に修復するために必要な資金は不足していますが、地元の工芸品の共同体とカフェが 1 階に設立され、時折コンサートが開催されて色あせた舞踏室が活気を取り戻しています。博物館では、最大 6 名まで参加できるガイド付きツアーを 18 ユーロで手配できます。