ランタンタワー

華やかな教会の尖塔と見間違えられがちな円錐形の 15 世紀のランタン塔は、ラ ロシェルの美の女王です。港の灯台 (巨大なろうそくで照らされる) としての役割からこの名が付けられ、この種の塔としては世界最古のものです。地元の軍曹 4 人を記念して、軍曹塔と呼ばれることもあります。そのうち 2 人は、復活したばかりの王政を転覆しようと企てた罪でこの塔に収監され、1822 年にパリで処刑されました。

17 世紀から 19 世紀にかけて、クリーム色の石造りのこの頑丈な塔は監獄として使われていました。囚人たちは、ランタンまで螺旋状に上る 158 段の石段で運動していました。ランタンからは、今日でも素晴らしい街の眺めが楽しめます。途中、5 つの異なる階で一息つきましょう。一部の壁には、18 世紀にここに収監されていたイギリスの私掠船員が彫った海事や軍事に関する絵や英語の落書きが飾られています。4 号室の木製の床板に、19 世紀に囚人が彫ったバックギャモン ボードもお見逃しなく。