ベネディクト会修道院教会

1754 年にアンドラーシュ 1 世の教会があった場所に建てられた、この 2 つの尖塔を持つ黄土色の教会は、ティハニの目玉です。1753 年から 1779 年にかけてオーストリアの修道士セバスチャン シュトゥルホフによって彫刻された、素晴らしい祭壇、説教壇、衝立は見逃せません。それぞれがバロック ロココの傑作です。アンドラーシュ 1 世の遺骸は、雰囲気のあるロマネスク様式の地下室にある石灰岩の石棺に納められています。蓋の螺旋状の剣のような十字架は、11 世紀のハンガリー王が使用したものと似ています。

身廊に入ると、豪華な主祭壇と修道院長の玉座に背を向け、マリアに捧げられた脇祭壇を右に見てください。右側でひざまずいている大きな天使は、シュトゥルホフの婚約者を表していると言われています。この婚約者は漁師の娘で、若くして亡くなりました。通路の向かい側にある聖心の祭壇では、ペリカン(キリストの象徴)が自分の血で子供(信者)を育てています。その横の説教壇の上にいる像は、ローマカトリック教会の4人の博士、聖アンブロジウス、聖グレゴリウス、聖ジェローム、聖アウグスティヌスです。右側と左側の次の2つの祭壇は、ベネディクトと双子の妹スコラスティカに捧げられています。最後の2つの祭壇、洗礼盤とルルドの祭壇は、それぞれ1896年と1900年に建てられました。

シュトゥルホフはまた、玄関の上の壮麗な聖歌隊の手すりと、天使像が描かれたオルガンも彫刻しました。天井のフレスコ画は、ベルタラン・セーケイ、ラヨシュ・デアーク・エーブネル、カーロイ・ロッツによって描かれ、1889年に教会が修復されたときに描かれました。

入場料には付属のベネディクト修道院博物館