世界最大のスパー採石場の遺跡がエスキフィヨルズルの東にあります。アイスランドスパー(シルバーロック方解石(アイスランド語で「結晶方解石」)は、完全に透明で光を2本の平行光線に分割できる方解石結晶の一種です。初期の顕微鏡には欠かせない要素でした。
採石場へは、Mjóeyri を過ぎて砂利道を進み、海岸線に沿って 7 km 進むと、案内板と公衆トイレに着きます。そこから 500 m ほど上り坂を歩くと採石場に到着します。
アイスランド産の大量の石は、17 世紀から採石場が閉鎖された 1924 年まで、ヨーロッパのトップクラスの科学者に輸出されていました。ヘルグスタダナマで採掘された最大の標本は 220kg の重さがあり、大英自然史博物館に展示されています。
科学的なことはさておき、採石場周辺の岩石の中には方解石が輝いているのが今でも見られます。この地域は国立保護区なので、水晶の破片を突き出したり持ち去ったりすることは絶対に禁止されています。