アッシジの聖フランチェスコ教会
セ大聖堂の西側にあるアッシジの聖フランチェスコ教会は、現在は礼拝には使われておらず、そのため近隣の教会よりも悲しげな雰囲気を漂わせています。
この教会は、1517 年にこの地に着任した 8 人のフランシスコ会修道士によって建てられた小さな礼拝堂として始まりました。1521 年に聖霊に捧げられた教会が建てられ、その後 1661 年に再建されましたが、古い建物の出入り口だけが新しい建物に組み込まれました。このオリジナルの出入り口は、装飾的なマヌエル様式で、17 世紀までにその簡素さが流行したファサードの残りの部分と強いコントラストを成しています。
オールド ゴアが重要な港であったことを考えると驚くことではありませんが、かつて船の帆を飾っていた航海士の地球儀や紋章など、海事に関するテーマがあちこちで見られます。
教会の内部は、今ではかなりぼろぼろで色褪せていますが、それでも特に「フォークアート」スタイルで美しく残っています。壁と天井は金箔で覆われ、彫刻が施された木製パネルで飾られ、聖フランチェスコの作品を描いた大きな絵画が内陣の壁を飾っています。花柄が鮮やかに描かれた聖歌隊席を支える巨大なアーチと、精巧に彫刻された説教壇に注目してください。金箔のショーの主役はレレドス (装飾スクリーン) ですが、このレレドスはオールド ゴアの他のものとは異なり、聖櫃のための深い窪みがあります。下部にある 4 つの彫像は使徒を表し、レレドスの上には十字架にかけられたキリストが吊るされています。このシーンの象徴性は紛れもなく明らかです。イエスは右腕を自由にして、フランシスコ会の 3 つの誓願である清貧、謙遜、服従の上に立つ聖フランチェスコを抱きしめています。
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