メイア・ディジンゴフ像

テルアビブの初代市長であるメイア・ディゼンゴフの馬に乗ったシンプルなブロンズ像が、独立記念館の前に置かれている。独立記念館はディゼンゴフのかつての住居であり、ダビド・ベングリオンがイスラエルを国家として宣言した場所でもある。

ベドウィン族の酋長から手に入れた愛馬にまたがるメイア市長の姿には、ちょっとした愛くるしい裏話がある。市長は馬に乗って通勤し、馬はバイクや電話線を地面に敷設する作業員を怖がっていたが、ディゼンゴフ市長の外交業務を手伝うために毎日同じ道を頑張って通ったのだ。