アウグストゥスの庭園

名前の通り、サンジャコモ修道院の近くにあるこの庭園は、アウグストゥス帝によって造られました。花が咲き誇るテラスが連なり、息を呑むような景色が広がる展望台へと続いています。ファラリオーニ諸島海から突き出た3つの石灰岩の岩塊。

庭園から、きれいなヘアピンクルップ経由マリーナ ピッコラまで曲がりくねって下り、近くのプラットフォームから道路を見下ろすウラジミール レーニンの胸像を通り過ぎます。ロシアの革命家は 1908 年にカプリ島を訪れ、そのとき革命家仲間のアレクサンダー ボグダーノフとチェスのゲームに興じている有名な写真が撮られました。写真に写っているのは、1906 年から 1909 年までこの島を故郷としていたロシアの作家マクシム ゴーリキーです。