ドゥオーモは、エンナの名所であるローマ通りに並ぶ歴史的建造物の中で最も印象的です。1446年にオリジナルのゴシック様式の大聖堂が焼失してから200年以上経って建てられた現在の大聖堂は、17世紀の力強い塔で覆われています。鐘楼(鐘楼)があり、豪華な内装が施されています。入場は通常、ヤコポ・サレミが 16 世紀に建てた側面の入り口から行われます。この入り口には、聖マルティンがコートを脱いで貧しい人々を覆う様子が描かれています。
翼廊と多角形の後陣には元の教会の名残が残されていますが、内部は装飾的な格天井やシャンデリアから、目を引く祭壇に至るまで、主にバロック様式です。その他の見どころとしては、人間の頭を持つ蛇のグロテスクな彫刻で飾られた灰色の玄武岩の柱の土台、デメテル神殿のギリシャ・ローマ時代の遺跡の上に置かれた説教壇と聖杯、フィリッポ・パラディーノによる 17 世紀の司祭室の絵画、グリエルモ・ボレマンスによる祭壇画などがあります。