モディカでは、サン ピエトロ大聖堂はサン ジョルジョ大聖堂に次ぐ存在です。14 世紀に建てられたこの教会は 1693 年の地震で被害を受け、1697 年に再建されました。建設は 19 世紀まで続き、等身大の使徒像が並ぶ波打つ階段は 1876 年にようやく完成しました。
内部の大理石とピッチストーンの床も19世紀のものです。その上の天井には、18世紀後半にジャン・バッティスタとステファノ・ラガッツィが制作した旧約聖書の場面が飾られています。身廊の右側には、15世紀の大理石のキリスト像が置かれています。トラーパニの聖母19世紀後半に作られた木彫像のグループ聖ペテロと中風の人(聖ペテロと麻痺した男)後者は彫刻家ベネデット・シビレッティの作品です。また、身廊左側の第一礼拝堂にある 17 世紀の絵画 2 点も注目に値します。1 点はキリストが聖ペテロに天国の鍵を手渡す場面、もう 1 点は聖ヨセフの逝去を描いています。