この素敵な車椅子対応の博物館は15世紀の建物の中にあります。宮殿、17 世紀に修道院に変貌したこの博物館は、3 階建てで、シチリアの作品を中心に 19 世紀と 20 世紀の幅広い美術コレクションを所蔵しています。19 世紀の記念碑的な歴史的風俗画から 20 世紀初頭の未来派の冒険まで、あらゆる作品が収蔵されています。現代美術展が定期的に開催されているほか、充実したミュージアム ショップもあります。英語のオーディオガイドは 4 ユーロです。
作品の主題は主にシチリア島とパレルモに捧げられており、そのテーマや風景は島をすでに訪れたことがある人にとっては馴染み深いものであり、シチリアへの冒険に乗り出す初心者にとってもインスピレーションとなるでしょう。例としては、ミケーレ・カッティの末葉(最後の葉、1906年)、晩秋の日に濡れた自由通りを描いた美しい絵。アントニオ・レトのトラーパニの塩田、西シチリア島の反射する塩水プールを描いたエットーレ・デ・マリア・ベルグラーのタオルミーナ;ジェンナーロ・パルドによるセリヌンテの神殿の絵画。