ロマネスク建築の傑作である縞模様のレンガと石造りのバシリカは、街の守護聖人を称えて建てられました。花で飾られた回廊を通って身廊に入ります。12世紀から15世紀のフレスコ画が並ぶ広大な空間です。入念な修復により、マンテーニャの1457年から1459年にかけての作品が復活しました。聖母の威厳驚くべき遠近法で描かれた祭壇画で、実際にマドンナの玉座の後ろに新鮮な果物の花輪がぶら下がっていると信じてしまいます。
運命の輪を描いたバラ窓の下には、12 世紀のブロンズ製の扉があり、細部まで精巧に描かれています。この扉には、悪魔が女性の口から引き抜かれる悪魔祓いの場面が描かれています。主祭壇の下には、中世の柱頭に彫られた顔や透明な石棺の中で光る聖ゼノの遺体がある、陰気な納骨堂があります。