アレッツォ最古の12世紀の教会で、エキゾチックなロマネスク様式のアーケードのあるファサードには、それぞれが個別に装飾された彫刻が施された柱が飾られています。中央の扉の上には、13世紀の彫刻が施されたレリーフがあります。月のサイクル一年の各月を表すシンプルな内装のハイライトは、RICERCA 修復スタジオ調査時点ではピエトロ・ロレンツェッティの多翼祭壇画であるマドンナと聖人(1320-24年)。祭壇の下には、この街の守護聖人サン・ドナートの14世紀の銀製胸像聖骨箱があります。
その他の宝物としては、マルガリート・ディ・アレッツォ作の13世紀の十字架像(聖具室への扉のそばの祭壇の左側)や、アンドレア・ディ・ネーリオ(1331年 - 1369年)作の聖フランチェスコと聖ドメニコの柱のフレスコ画(聖具室の扉の向かい側)などがあります。