国立考古学博物館「ガイオ チルニオ マエセナス」

かつて1万人もの観客を収容したローマ円形劇場の遺跡を見下ろすこの博物館は、芸術のパトロンでありローマ皇帝アウグストゥスの信頼できる顧問であったガイウス・マエケナス(紀元前68~8年)にちなんで名付けられ、14世紀の修道院の建物にエトルリアとローマの工芸品を展示しています。ハイライトはエウフロニオスのクレーター、ヘラクレスの戦いを鮮やかに描いた装飾が施された紀元前6世紀のエトルリアの花瓶。

また、紀元後3世紀後半に制作された、ひげを生やした男性の精巧な小さな肖像画も注目に値します。これは、薄い金の板に彫刻を施し、それを2枚のガラス板で挟む技法であるクリソグラフィーで制作されました。

博物館は時々日曜日に開館します。日時を確認するには事前にお電話ください。