洗礼堂

ピサの珍しい円形洗礼堂には、ドーム屋根が積み重ねられており、それぞれの屋根は半分が鉛、半分がタイルで覆われ、その上に金銅の洗礼者ヨハネ像 (1395 年) が置かれています。建設は 1152 年に始まりましたが、1 世紀以上経ってからニコラとジョヴァンニ ピサーノによって改築と改修が続けられ、最終的に 14 世紀に完成しました。内部では、ニコラ ピサーノによる六角形の大理石の説教壇 (1260 年) がハイライトです。

アーケードの下層はピサ・ロマネスク様式で、尖塔のある上層部とドーム屋根はゴシック様式です。

ピサの科学者ガリレオ・ガリレイ(ピサ大聖堂のランプが揺れるのを見て振り子の法則を思いついたと伝えられる)は、この八角形の洗礼盤で洗礼を受けた(1246年)。上ギャラリー毎時00分に30分ごとに、管理人がダブルドームの優れた音響とエコー効果を実演するのを聞くことができます。