イエズス会

ロココ様式の基準から見ても派手なこの18世紀のイエズス会教会は、ベネチアのフロック壁紙のように見える白と緑のインタルシア(象嵌大理石)の壁、説教壇に掛けられた大理石のカーテン、祭壇の階段まで広がる大理石のカーペットなど、一度にすべてを見るのは難しい。天井は金と白の漆喰細工で埋め尽くされているが、ティツィアーノの珍しく陰鬱な絵画が重厚感を与えている。聖ローレンスの殉教、教会に入ると左側にあります。

聖具室にはヤコポ・パルマ・ディ・ジョヴァネによる 21 点の印象的な作品が飾られています。