ハッサン2世広場

広くて空っぽのハッサン2世広場は、安全上の理由からほとんどロープで囲まれており、メディナとエンサンチェを結んでいます。広場の長く平らな正面の前に警備員が立っている様子は、まるでオズの魔法使いが住んでいるようです。王宮、そして周囲には4本の奇妙な柱がそびえ立っています。

これらは、皆さんが想像するようなミナレットではなく、メリリャに住んでいたスペインのモダニズム建築家アントニ・ガウディの弟子、エンリケ・ニエトが設計したアールヌーボー様式の光の塔です。反対側の壁にある大きな装飾は、悪魔の目を追い払うためによく使われるシンボルである抽象的なファティマの手です。