サン・アグスティン教会は、第二次世界大戦でイントラムロスが破壊された後、無傷のまま残った唯一の建物です。1587年から1606年の間に建てられたこの教会は、フィリピン最古の教会です。巨大なファサードの下には、歴史的、文化的に価値の高い品々で飾られた豪華な内部が隠れています。アーチ型の天井にある精巧なトロンプ・ルイユのフレスコ画に注目してください。トロピカルな回廊と、裏にある少しみすぼらしい庭園もぜひご覧ください。
現在の建物は、実はこの場所に建つ 3 番目の教会で、7 回の大地震やマニラ戦争にも耐えてきました。現在も使用されている教会で、結婚式やその他の儀式によく利用されています。
教会へは新しく改装されたサン・アグスティン美術館は、訪問者に旧マニラの伝説的な富を垣間見せる骨董品の宝庫です。どこか中国風の、優美な象牙でできた無原罪懐胎の像をご覧ください。
ミサの間は教会は観光客立ち入り禁止ですが、こっそり入ることはできるかもしれません。