中世後期に建てられたこの小塔のあるタウンハウスは、17 世紀にプロヴォスト (スコットランドの市長に相当する) のジョージ スキーン卿が住んでいました。また、1746 年には、カロデンに向かう途中のカンバーランド公爵が 6 週間住んでいました。宗教的な象徴をあしらったペインテッド ギャラリーのテンペラ画の天井は 1622 年に制作されたもので、宗教改革の荒廃を免れた珍しい作品です。真剣な表情の天使、兵士、鳴く雄鶏を連れた聖ペテロを描いた、この時代を代表する逸品です。
美術館はマリシャル広場の再開発のため閉館しており、2019年に再オープンする予定です。