セルビア国立博物館は改修資金の不足により15年間ほぼ閉鎖されていたが、2018年に大々的に宣伝され再オープンし、国民の誇りの源となった。同博物館は国の建国記念日であるヴィドヴダン(6月28日)に復活したのだが、それには十分な理由があった。1903年に建てられ、長年にわたり何度も再建された同博物館は、最新の1200万ユーロをかけた改装により、3階建ての約5000平方メートルの展示スペースが確保された。
ハイライトには、ユーゴスラビア王国で最も有名な彫刻家であるクロアチアのイヴァン・メシュトロヴィッチの作品、ローマ時代のセルビアの考古学的宝物、18世紀と19世紀のセルビア美術と20世紀のユーゴスラビア美術の両方に特化した大規模なギャラリーが含まれます。美術館で最も忘れられないコーナー、ステヴァン・アレクシッチの聖サヴァの遺体の焼却(1912) ジョルジェ・クルスティッチの車にサイドサドルに座るスタラチの陥落(1903年)、キャンバスに描かれた超写実的で威嚇的な油絵2点。